4.0
いかにも「回顧展」という構成です。
この2人の作品をまとめて見たことがない人には非常に都合のいい展覧会だと思います。
典型的に回顧展風に、2人の作品が別々に年代順に展示してあります。
各章のはじめのパネルには2人の共通性と相違点も簡単に書いてあります。
残念なのは、各作品についている解説や画家本人の言葉が書いてあるパネルの文字が、雑誌の記事並みの大きさで、すぐ近くまで行かないと全く読めません。
必然的に1度に2人ぐらいしか読めない状況で、解説を読むのに順番待ちが発生します。
冒頭にも書いたように、2人の作品を時系列に見ていくにはいい展覧会だと思います。