4.0
浮世絵の本質的な役割
今回の作品展で展示されているものは、世相を反映したものが多く、美術品としての価値もさることながら、当時の世相を読み取ることができる歴史学的な価値のある作品が多数あり、興味深かった。
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今から約150年前、長らく続いた江戸幕府が崩壊し、新たに明治政府が樹立するという、時代の大きなうねりが起こりました。
幕末・明治の浮世絵師たちは、時には、戊辰戦争や文明開化といった社会の変化を描き、時には、西洋文明の影響を受け入れながら、新たな絵画表現にチャレンジしました。
来年、平成30年(2018)は、明治維新からちょうど150年にあたります。それを記念し、本展覧会では、幕末から明治にかけて制作された浮世絵約150点(前後期で展示替えあり)を紹介します。幕末・明治という時代にあわせて激動していく浮世絵をお楽しみください。
| 会期 |
2018年1月5日(金)~2018年2月25日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
太田記念美術館
|
| 住所 | 東京都渋谷区神宮前1-10-10 |
| 時間 | 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
| 休館日 |
月曜日 1月9日、15日、22日、 1月29日~2月1日 2月5日、13日、19日は休館 |
| 観覧料 | 一般 700円 大高生 500円
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.ukiyoe-ota-muse.jp/ |
4.0
今回の作品展で展示されているものは、世相を反映したものが多く、美術品としての価値もさることながら、当時の世相を読み取ることができる歴史学的な価値のある作品が多数あり、興味深かった。
3.0
肉筆画はもちろん、版画の技法も高まった時代の作品ばかりで色彩豊かな作品が並んでいて観ていて楽しいです。
また、添えられている文字も一生懸命読むと何となく内容も分かり、当時のニュース的なものであったり戦争の記録であったりと、興味深い内容だと分かります。
その分艶っぽい作品は無いのですが、楽しめる展覧会です。
4.0
展示替えがあるということで、前期・後期それぞれ行ってきました。ラフォーレ原宿のすぐ裏手にあるのが信じられないくらいの静かな場所でした。
個人的なイメージとしては浮世絵=歌舞伎役者のブロマイド的な? だったのですが、想像を主体とした強烈な風刺画としての側面が興味深かったです。江戸時代は「実際に起きた事件を直接描くと取り締まり対象」となるので戦国時代等の出来事になぞらえて描くなど、あの手この手で法の目を掻い潜る逞しさたるや!
明治時代に入ると風刺画の側面を残しつつ、写実的な風景画としてだったり、まるで現代のエッチングに通じるような技法を用いた芸術的要素も見せ始めます。
まさしく「激動する浮世絵」でした。
5.0
浮世絵といえば江戸時代のイメージですが、幕末~明治の頃のものはイロも派手になってきて、明るい発色のよいものがたくさんあり、眼にも鮮やかで楽しいです。
赤色や青がキレイに残っているのもうれしいですが、描かれ方もより詳細な技術もあり、細かい着物の柄や風景、鉄道や新しい建築物も描かれていて見ていて和洋折衷がたのしくもあります。
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