東西美人画の名作 《序の舞》への系譜

東京藝術大学大学美術館

  • 開催期間:2018年3月31日(土)~2018年5月6日(日)
  • クリップ数:15 件
  • 感想・評価:4 件
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-1
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-2
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-3
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-4
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-5
上村松園《序の舞》重要文化財 昭和11年(1936) 231.3×140.4 東京藝術大学蔵
《舞踊図》重要美術品 六面のうち一面 江戸時代(17世紀) 各63.0×37.1 サントリー美術館蔵 展示期間:3/31-4/15
菊池契月《散策》 昭和9年(1934) 173.0×173.5 京都市美術館蔵
上村松園《母子》重要文化財 昭和9年(1934) 168.0×115.5 東京国立近代美術館蔵
上村松園《鼓の音》 昭和15年(1940) 77.0×95.7 松伯美術館蔵
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-1
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-1
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-1
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-1
東西美人画の名作 《序の舞》への系譜 東京藝術大学大学美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

このほど、近代美人画の最高傑作である上村松園作《序の舞》(重要文化財)の修理が完成し、本展にてはじめて一般に公開される運びとなりました。

上村松園(1875-1949)は、京都に生まれ鈴木松年や竹内栖鳳らに学びながら、独自の美人画様式を確立。官展を中心に活躍し、昭和23年(1948)、女性としてはじめての文化勲章を受章しました。昭和11年(1936)作の《序の舞》は、松園のもっとも充実した時期に制作された代表作のひとつです。

本展では、この機に、江戸時代の風俗画や浮世絵に近代美人画の源流を探りながら、《序の舞》に至る美人画の系譜をたどります。明治中期から昭和戦前期までの、東京と関西における美人画の展開を、松園をはじめ菱田春草、鏑木清方、菊池契月、北野恒富ら著名作家たちの名作を中心に俯瞰します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年3月31日(土)~2018年5月6日(日)
会場 東京藝術大学大学美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園12-8
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※4月30日、5月1日は開館
観覧料 一般 1,400円(1,300円)
高校・大学生 900円(800円)
中学生以下は無料
  • ※( )は前売および20名以上の団体料金
    ※団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
    ※障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://bijinga2018.jp/

東京藝術大学大学美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京藝術大学大学美術館 東京藝術大学大学美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

輪郭を描く日本画の人物の端正な美しさを堪能しました

ゴールデンウィークの終わりに、久しぶりに東京芸大の美術館を訪れました。別途、目黒のフジタの展覧会にも行きましたが、恐らく当時のヨーロッパの人たちにとっても新鮮だったに違いない面相筆で描く人物の輪郭線とマットな肌の質感、大胆な余白の美しさというフジタの美人画の源流である日本画をおさらいできた感じです。展示品の中で、上村松園の完成度の高さは群を抜いていましたが、2次大戦前の難しい時期に洋風のテイストを取り入れていた菊池契月の絵や、もし戦死していなければきっと素晴らしい画家になっていたのではと思わせる芸大の学生さんの絵には感じ入りましたし、松園と鏑木清方の作品を比べて見るなど、贅沢な時間を過ごせました。ちなみに、無料の音声ガイドは、他の美術館にないよいサービスと思いますが、操作に不慣れな方も見受けられ、混雑時には行列の要因になっていた気もします。

4.0

美しい!!

とにかく、全てが美しい、すがすがしい気持ちになれます。
修復の様子もVTRでジックリと見られるし、その後にまだ改めてみると一味違った美しさに惹かれます。
音声ガイドも無料のためぜひ!解説もわかりやすいですが、挿入曲もすてきなにできいてみてください!。終了間近なのでお早めに!!

4.0

音声ガイドは無料です

という訳で、お得な感じがします。
一応、松園がメインですが、江戸絵画から、美人画を沢山取り上げており、東の絵画では、もう一人の「しょうえん」が取り上げられていたり、関西画壇も名前を良く知らない画家が沢山取り上げられており、見応えがあります。

5.0

「東西美人画の名作 上村松園《序の舞》への系譜」を観て来ました!

4月21日に東京芸大美術館の「東西美人画の名作 上村松園《序の舞》への系譜」へ。
こちらは地下2階の両サイドの展示室のみですが、既に掲示板にも記しましたが音声ガイドが無料なのです!音声ガイドの声の主は竹下景子さん、BGMも流れて、良い雰囲気と明解な解説付きで楽しく鑑賞できました。「美人」勢揃いのためか、ギャラリーは男性も多かったですね。印象に残った作品は幸野楳嶺の「魯秋潔婦図」です。結婚まもなく遠方に仕事に出掛け、5年後に帰る道中、美しい女性に出会い、それが妻とは気づかずに声を掛け黄金を与えようしたが断られる。道端の女に気を取られて、金をやろうなど、家を忘れる不幸な人とは一緒に居られずと、河に身を投じて死んだという故事を描いた作品です。
少し休憩後、東京都美術館の「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」へ。

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都台東区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

上村松園《序の舞》重要文化財 昭和11年(1936) 231.3×140.4 東京藝術大学蔵

《舞踊図》重要美術品 六面のうち一面 江戸時代(17世紀) 各63.0×37.1 サントリー美術館蔵 展示期間:3/31-4/15

菊池契月《散策》 昭和9年(1934) 173.0×173.5 京都市美術館蔵

上村松園《母子》重要文化財 昭和9年(1934) 168.0×115.5 東京国立近代美術館蔵

上村松園《鼓の音》 昭和15年(1940) 77.0×95.7 松伯美術館蔵

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE