4.0
ゆったりとパリを楽しむ
絵だけでなく、コスチュームや雑誌、ポストカードなどの展示があり、その時代ごとの女性たちの息吹を感じることができました。平日は、美術館までの交通の便が悪いせいか、鑑賞者が少なく、静かでした。
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パリという魅力的な都市に生きる女性、パリジェンヌ。
サロンを切り盛りする優雅な女主人に始まり、奇抜な髪型や流行のドレス姿の女たち、画家のミューズとなったモデル、また自ら道を切り開き才能を開花させた画家や女優など、彼女たちは時代を映す多様な生き方を見せています。
本展では、ボストン美術館の所蔵品約120点によって、18世紀から20世紀のパリの文化を体現してきた女性たちの姿をご紹介します。
豪奢なドレス、時のファッションを手彩色で表現した版画のほか、ルノワールによるエキゾチックなコスチュームの女性像、マネが描く街角の凛々しい女性歌手、あるいはパリに渡って画家として成功したカサットの作品など、パリジェンヌをめぐる多彩な作品をお楽しみいただきます。
会期 |
2018年1月13日(土)~2018年4月1日(日)
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会場 | 世田谷美術館 Google Map |
住所 | 東京都世田谷区砧公園1-2 |
時間 | 10:00~18:00 |
休館日 |
月曜日 ※2月12日(月・振替休日)は開館 翌13日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 65歳以上 1,200円(1,000円) 大高生 900円(700円) 中小生 500円(300円)
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TEL | 03-5777-8600(ハローダイヤル)※10月1日(日)~ |
URL | http://paris2017-18.jp/ |
4.0
絵だけでなく、コスチュームや雑誌、ポストカードなどの展示があり、その時代ごとの女性たちの息吹を感じることができました。平日は、美術館までの交通の便が悪いせいか、鑑賞者が少なく、静かでした。
4.0
ファッションや芸術の最先端であり続けるパリの豪華なドレスや、肖像画、風俗画などを観ることができます。
装飾的な華やかさも然る事ながら、女流画家ベルト・モリゾや女優サラ・ベルナールなど自立した女性、知的な印象も強く受けます。
けれども昔は女性がズボンを履いたり、小説を書いたりするだけで非難されてしまう時代があったのだと驚きました。
自分を表現すること、内面から輝ける女性がもっと増えるには、私たちにもかかっているのだと感じた展覧会でした。
4.0
女性達の顔や表情、衣装が華やかで美しく、パリの空気を感じることが出来ました。作品数も多く、見ごたえがあると思います。
3.0
時代の変化する最中、もがきながらも輝く女性たちがパリを美しく導いた。
印象派のカサットやモリゾらの作品もいいし、何より肖像画に描かれた女性たちの顔が素晴らしい。
4.0
華の都パリの、その華々しいムードを醸し出しているものの一つにパリジェンヌがあります。
パリジェンヌにまつわる美術品を集めた展覧会ですから華やいだ雰囲気にあふれて贅沢な気分にさせてくれます。
絵画だけでなく、ファッション・プレート、食器、ドレス、リトグラフ、写真、ポスターなどなど多彩な作品で、パリジェンヌを多角的に見せます。そのパリジェンヌも、サロンのマダムや家庭の主婦、女優、踊り子など家の内外、有名無名と偏りがありません。すなわち、パリジェンヌをさまざまに見せているのです。なんとなくムードで感じ取っていたパリのムードを、構成要素で切り取ることでわかりやすく示してくれます。
都市は明るく華やぐと、その分、負の部分も生まれるはずで、その点をもう少し見せてくれると万全だったかもしれません。
5.0
現代でもパリといえば、日本の女性雑誌にパリジェンヌ風スタイルやパリジェンヌのファッションスナップが特集されたり、またパリのガイドブックは、どの世界都市よりも多く書店に並んでいるのではないでしょうか。
そんな女性たちの心を惹きつけてやまないパリ、そしてパリジェンヌ。
それはここ数十年の話ではなく、もう何百年も前から世界中の人々を惹きつけていた、ということがとても伝わってきた展覧会でした。
こんな街、世界を探してもパリだけだと思いませんか?
この企画展では
フラゴナール、ルノワール、メアリー・カサット、モネ・・・・
と、贅沢にも絵画の巨匠の絵画作品を通して、当時のフランスの女性たちを
垣間見ることができます。
また、絵画は勿論、
バロック・ロココ時代の上流階級女性のドレス、
19C-20cに活躍したシャルル・フレデリック・ウォルトの初期作品に当たる貴重なドレス、アールデコ、そして近代のハイブランドファッション(1960-70年代かな??)の展示もあり、本物の素敵なお洋服たちにうっとりしました
5.0
パリジェンヌ、といえばオシャレの代名詞的な感じですが、ただ宇和bだけのオシャレってことではなく、「自分自身」をちゃんともった人たちの「じぶんなりのこだわり」見たいなモノが感じられる展覧会でした。
こだわりを追求したあまりに、コルセットや下着を改良したり、工夫したり、といういろいろな服飾の歴史もわかりやすく、またかわいらしいファッション誌や本物のドレスもあったり、と女の子はみんな好きな世界だとおもいます。
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