4.0
バックミュージック
普段のシーンとした美術展と違いずっと音楽が聞こえていました
なかにはその当時の歌手の歌声が流れている場所もあり雰囲気がよかったです
よく知る多くの画家の作品があり、グラフィックが芸術として存在していたことがわかりました
作品数も多く充実していました
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19世紀末パリ、それまで情報伝達や複製の手段でしかなかった版画は、新たな芸術表現を切り拓く重要なメディアとなりました。
トゥールーズ=ロートレックや世紀末の前衛芸術家たちによって、版画は絵画と同じく芸術の域まで高められ、それらを収集する愛好家も出現しました。一方、大衆文化とともに発展したポスター芸術をはじめ、かつてないほど多くの複製イメージが都市に溢れ、美術は人々の暮らしにまで浸透しました。
世紀末パリにおいて、「グラフィック・アート」はまさに生活と芸術の結節点であり、だからこそ前衛芸術家たちの最も実験的な精神が発揮された、時代を映すメディアであったと言えるでしょう。
本展は、こうした19世紀末パリにおける版画の多様な広がりを検証するものです。三菱一号館美術館およびアムステルダム、ファン・ゴッホ美術館の貴重な19世紀末版画コレクションから、リトグラフ・ポスター等を中心に、油彩・挿絵本等を加えた計約140点を展覧します。
会期 |
2017年10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝)
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会場 | 三菱一号館美術館 Google Map |
住所 | 東京都千代田区丸の内2-6-2 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 ※但し、1月8日は開館 ※年末年始休館:2017年12月29日~2018年1月1日 |
観覧料 | 一般 1,700円 高校・大学生 1,000円 小・中学生 500円
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://mimt.jp/parigura/ |
4.0
普段のシーンとした美術展と違いずっと音楽が聞こえていました
なかにはその当時の歌手の歌声が流れている場所もあり雰囲気がよかったです
よく知る多くの画家の作品があり、グラフィックが芸術として存在していたことがわかりました
作品数も多く充実していました
4.0
ロートレックを中心にパリの街をいろどったポスターと関連する芸術作品を集めて、見ごたえたっぷりの展覧会。なにしろおよそ170もの作品数というから壮観です。
今でいえばグラフィックデザインですが、そこに宿る芸術性の高さときたらありません。当時から収集家のいたこともうなづけます。
芸術は芸術家が作るものであり、同時に見る者によって作られるものでもあることがよくわかります。だからでしょうか、名画を前にしたときの身構えた気分とは無縁で、ただ当時のパリの雰囲気を感じて楽しめる展覧会でした。
5.0
今上野あたりで流行りの?ジャポニズムの影響を受けた作品も多いのだが、
(縦書きのサインや掛け軸風のデザインなど・・・)
あえてそこを声高に解説することもなく、
あの時代のパリの雰囲気を大切にしていたと思う。
サティやドビュッシーを流すのはいかにもだったけれど、
絵のモデルとなった歌手の歌声を聴けたのは、とてもよかった。
ただ、その部屋は写真可だったため、シャッター音や人の動きががうるさくて・・・
5.0
今でこそ、デジタル化されているけれど、当時の技術でここまで美しく、そしてモダンなデザインがされていたなんて、たかがポスター、されどポスター、です。
蒐集家がいたというのもうなづけるくらい、ただの宣伝ツールではない、一つの作品として美しく、眺めて痛くなるものがたくさんあります。
かつて日本で浮世絵が広告目的で作られていたものが、いつもまにかマニアの眼に留まり、収集品としてめでられたのと同じようなのだなと関心をもちました写真撮影OKのお部屋もあるのでぜひ楽しんでほしいです。
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