この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
茶の湯における茶碗の歴史は、茶文化とともに中国から日本に請来され、唐物志向から、高麗や安南の流行を経て、国内生産品の和物志向へと、時代の変遷とともに生産地や形容を変化させつつ、現在の茶陶に受け継がれています。
古作である伝世の茶碗は、由緒や来歴を伴いながら時代を超え、人から人へと伝えられてきました。風貌は、経年劣化で生じた風格に加えて、使い込まれた美しさが備わり、これまでも多くの人を虜にしてきました。そのひとりである荒川豊蔵は、美濃桃山陶を再興する中で、茶碗に重点を置いた制作を展開してきました。
本展では、そんな豊蔵の思いのこもった茶碗と、豊蔵が傍に置いた蒐集茶碗から、何処を、どう見たらいいのか、茶碗を眺め楽しむための見かたを紹介します。
■関連講演会
演題「文化財を継承する ―修理と環境―」
講師 三輪 嘉六氏 (前 九州国立博物館館長)
日程 平成29年7月9日(日曜日)
時間 13時30分から15時まで
定員 無料 (申込不要)
会場 久々利公民館2階ホール (可児郷土歴史館となり)
■関連講座「抹茶茶わんに絵付けしよう」
日程 第1回 平成29年7月2日(日曜日)
第2回 平成29年7月11日(火曜日)
時間 各回 午前10時から11時30分まで
定員 各回 8名 (申込多数の場合は抽選。)
会場 荒川豊蔵資料館 東屋
参加費 500円 (材料費・入館料含む)
申込締切 平成29年6月20日(木曜日)
申込先 荒川豊蔵資料館
■ギャラリートーク
日程 平成29年6月24日(土曜日)、8月5日(土曜日) 、9月30日(土曜日)
時間 13時30分より (約40分程度)
集合場所 荒川豊蔵資料館 ロビー
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2017年6月16日(金)~2017年10月1日(日) |
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会場 |
荒川豊蔵資料館
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展示室 | 荒川豊蔵資料館 展示室 |
住所 | 岐阜県可児市久々利柿下入会352番地 |
時間 |
9:30~16:00
(最終入場時間 15:30)
|
休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館、祝日の翌日休館 |
観覧料 | 一般 210円 団体 150円(20名以上) 高校生以下 無料 障がい者(手帳提示)の方と付き添いの方(1名)無料 選べる共通入館券※ 310円 ※「選べる共通入館券」を利用の場合、市内有料施設3館(荒川豊蔵資料館・可児郷土歴史館・戦国山城ミュージアム )のうち2館選んで入館できます。有効期限は1年間です。また、川合考古資料館 は無料で観覧できます。 |
TEL | 0574-64-1461 |
URL | http://www.city.kani.lg.jp/13239.htm |
割引券 | http://www.city.kani.lg.jp/10434.htm |
荒川豊蔵資料館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

志野秋風茶碗 高松宮妃筆 昭和36年 荒川豊蔵作 館蔵

建盞天目 南宋時代 館蔵

志野筍絵茶碗 銘 随縁 昭和36年 荒川豊蔵作 館蔵

瀬戸黒金彩木葉文茶碗 昭和40年 荒川豊蔵作 館蔵

青釉刻文盃 ペルシア 館蔵