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面白い
作数多く、面白く、素敵な時を過ごせました。作品群は、多くの子供の眼に触れてほしい素晴らしい作ばかり。
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レアンドロ・エルリッヒは、アルゼンチン出身の国際的に活躍する現代美術作家です。建築的なインスタレーションの空間に鑑賞者が入り、自らが作品の一部となって鑑賞を楽しむ作風で知られています。日本では、金沢21世紀美術館の中庭に恒久設置された《スイミング・プール》や、越後妻有アートトリエンナーレ2006で展示した「建物」シリーズで、老若男女問わず親しまれています。
【アートアジェンダ|FEATURE 展覧会レポート】常識的なイメージや思考の転覆の先にあるもの。新鮮な驚きに満ちたレアンドロ・エルリッヒの作品によってゆさぶられる感覚を起点として
《スイミング・プール》では、地上と地下を隔てる水面を通して、地上からは水中で動き回る人々が眺められ、地下からは水中から地上を仰ぎ見るような体験ができます。また、「建物」シリーズは、鏡の効果を利用し、人々が建物の壁面にぶら下がっているような光景を作りだします。
エルリッヒは、このように視覚を中心に身体感覚に訴えるトリックを用い、私たちが普段、当然だとして疑いもせず認識している現実の隙間に入り込み、驚きの体験を与えてくれます。自身が自作について「日常に潜む窓として、新しい世界に目を向けさせ、現実の構造や成り立ちについて考察を促す」と語るように、観客はそのトリックの面白さを発見すると同時に、体験を通して、知っているつもりの現実も視点を変えると全く異なる世界が見えてくることに気付かされるのです。
本展は東京における初の大規模個展として、エルリッヒの24年にわたる活動の全容に迫ります。
◆レアンドロ・エルリッヒ
1973年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。現在はブエノスアイレスとウルグアイ、モンテビデオを拠点に活動。ホイットニー・ビエンナーレ2000(ニューヨーク、2000年)をはじめ、第26回サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル、2004年)、リバプール・ビエンナーレ2008(イギリス、2008年)といった多くの国際展に参加、また、ポンピドゥー・センターで開催された「パリ・デリー・ボンベイ展」(フランス、2011年)にも出展。主な個展に、ローマ現代美術館(イタリア、2006年)、MoMA PS1(ニューヨーク、2008年)など。国内では、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟、2006年、2012年)、瀬戸内国際芸術祭2010(香川、2010年)などに参加し、2014年には金沢21世紀美術館にて日本初の個展を開催。
会期 |
2017年11月18日(土)~2018年4月1日(日)
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会場 | 森美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F |
時間 |
10:00~22:00
(最終入場時間 21:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,800円 学生(高校・大学生)1,200円 子供(4歳~中学生)600円 シニア(65歳以上)1,500円 |
TEL | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/LeandroErlich2017/index.html |
3.0
作数多く、面白く、素敵な時を過ごせました。作品群は、多くの子供の眼に触れてほしい素晴らしい作ばかり。
4.0
面白い写真が撮れます。体験型なのである程度空いてる時に見るのがおすすめ。更衣室だと思ったら迷路だったり、美容室があったりと面白いです。ただ展示品もボリュームは少な目、もっといろいろ見たかった。
5.0
わざわざ金沢にプールの作品を見に行ったのは3年前。そのときも多くの作品が展示されていて、今回の六本木の作品と同じようなものもありました。鏡の反射や目の錯覚で不思議な空間を体感できる理屈抜きに楽しい美術展。平日でも混んでいたから、休日に行ったらどんだけ混んでるんだろうと思いますが、人ごみ苦手だなと二の足を踏まずに、恋人や仲間、家族でこの不思議で愉快な世界を体感すべし!
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