4.0
北斎の西洋への影響力
葛飾北斎の西洋への影響力の大きさを、北斎漫画等と西洋絵画・磁器・家具・ガラス工芸等とを並べた、数多い展示量で示されていたように思います。
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19世紀後半、日本の美術は、西洋で新しい表現を求める芸術家たちを魅了し、“ジャポニスム”という現象が生まれました。
なかでももっとも注目されたのが、天才浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)。その影響は、モネやドガら印象派の画家をはじめとして欧米の全域にわたり、さらには絵画、版画、彫刻、ポスター、装飾工芸などあらゆる分野に及びました。北斎芸術が、西洋における新しい造形表現を生み出す原動力となったのです。
本展は、西洋近代芸術の展開を“北斎とジャポニスム”という観点から編み直す、世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約200点と、北斎の錦絵約30点、版本約60点の計約90点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示します。
北斎という異文化との出会いによって生み出された西洋美術の傑作の数々を堪能いただくとともに、西洋の芸術家の眼を通して北斎の新たな魅力も感じていただけることでしょう。
会期 |
2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
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会場 | 国立西洋美術館 Google Map |
住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日 12月28日~1月1日、1月9日 ※ただし、1月8日は開館。 ※その他、臨時に開館・休館することがあります 詳細はこちらから ※開館時間・休館日の最新情報については、国立西洋美術館のトップページをご確認ください。 |
観覧料 | 未定 |
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://hokusai-japonisme.jp/ |
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葛飾北斎の西洋への影響力の大きさを、北斎漫画等と西洋絵画・磁器・家具・ガラス工芸等とを並べた、数多い展示量で示されていたように思います。
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北斎とドガやルノワールがつながっているなんてびっくりでした。今回の展覧会で日本画も洋画も観れて大変よかったです。特にドガのグリーンとピンクのコスチュームのバレリーナは自分の眼で見る事が出来て感激しました。ありがとうございました(^-^)
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印象派の時代、画家や工芸家、音楽家たちが浮世絵を代表とする日本美術から影響を受けた、という周知の事実を今更大々的にやるのだから、新しい切り口でもあるかと思いきや・・・大量に「似たもの探し」をやったというのが率直な感想。
良い作品がせっかく大量に展示されているのに、展示の動線が悪すぎてストレスだった。なぜ入口とコーナーに人がたまるような並べ方をするのか?そろそろ美術展のレイアウトの専門家に出てきてもらいたいです。(それともすでにいらっしゃるのでしょうか?)
5.0
北斎の衝撃をリアルに喰らった西洋画家たちが新たなムーブメントを創り出したことは、作品を見比べるごとに明らかになってくる。
何となくこじつけのように見える共通点も、じっくり見るとなるほどと感じた。
5.0
世界中でこんなにも浮世絵がみなに愛されていて、個々までリスペクツされてりることを改めて感じました!
セカイの名だたる画家達が個々まで「北斎」を愛していたと改めて知り、ますます北斎隙になります。
「え??この浮世絵から、この油彩??」と驚くものあり、「あ、似てる、似てる!!」と笑えるものあり、で美術に詳しくなくても間違い探し的な感覚で楽しめるのでお子さんでもいいかも!!
オススメです。
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