高畑勲がつくるちひろ展
ようこそ!ちひろの絵のなかへ

ちひろ美術館・東京

  • 開催期間:2017年5月19日(金)~2017年8月20日(日)
  • クリップ数:5 件
  • 感想・評価:2 件
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-1
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-2
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-3
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-4
いわさきちひろ 帽子の少女 1970年
いわさきちひろ 小犬と雨の日の子どもたち 1967年
いわさきちひろ 焼け跡の姉弟
『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より 1973年
いわさきちひろ カーテンにかくれる少女
『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-1
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-1
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-1
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ ちひろ美術館・東京-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

古今東西の美術や文学に通じ、独自の審美眼でアニメーション表現の可能性を追求し、第一線で活躍してきた高畑勲。彼に深い洞察を与え続けてきた画家のひとりが、いわさきちひろです。

高畑が初めて、ちひろの絵本に出会ったのは今から約50年前のことです。当時、高畑の長女が保育園から家に持ち帰った絵本が『あめのひのおるすばん』でした。詩のような短いことばと水彩のにじみを生かした絵で子どもの心をとらえたちひろの絵本に心を奪われたといいます。

ちひろが新たな絵本表現に意欲的に取り組み始めたとき、高畑はリアルタイムでその作品に接し、折に触れてインスピレーションを得てきました。

本展では、高畑の視点からちひろの絵の魅力を新発見し、今までにない演出でちひろの絵の世界を“体感”していただきます。

◆ 高畑勲(1935~)
東京大学仏文科卒業。東映動画(現・東映アニメーション)などを経て、1985年、宮崎駿らとスタジオジブリ設立。主な監督・演出作品にTVシリーズ「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」、映画「じゃりン子チエ」「セロ弾きのゴーシュ」「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョ となりの山田くん」「柳川掘割物語」「かぐや姫の物語」など。そのほか「王と鳥」など海外アニメーションの日本語版翻訳・監修や『十二世紀のアニメーション』『アニメーション、折りにふれて』など著作多数。当財団評議員。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年5月19日(金)~2017年8月20日(日)
会場 ちひろ美術館・東京 Google Map
住所 東京都練馬区下石神井4-7-2
時間 10:00~17:00
  • 3月は ~16:00
    (入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日 
※月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休
※8/1~8/20は無休
観覧料 大人800円
高校生以下無料
  • ※グループ(有料入館者10名以上)、学生証をお持ちの方、65歳以上は700円
    ※障害者手帳ご提示の方は400円、介添の方は1名まで無料。視覚障害のある方は無料となります。(二重割引はいたしておりませんのでご了承ください。)
    ※ちひろ美術館(東京・安曇野)では「年間パスポート」(2,500円)あり
TEL03-3995-0612 テレフォンガイド 03-3995-3001
URLhttps://chihiro.jp/tokyo/
割引券https://chihiro.jp/foundation/contact/surveyform/

ちひろ美術館・東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

ちひろ美術館・東京 ちひろ美術館・東京

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

高畑勲さんがつくった、ちひろ展

いすが置いてあって、写真撮影もできる、高畑勲さんがつくった展覧会。
いつもの、ちひろ作品と違う、戦争を題材にしたものは、初めて鑑賞したので、驚きました。

4.0

写真撮影出来ます

こちらは、ちひろのアトリエ再現コーナーのある、展示室3と、4にて開催。
展示室3では、ちひろの絵の中に、と、敢えて、低い位置に、ちひろ作品を持ってくる。
観るには、座らないといけないから、椅子が置いてある。
で、座って、観ると、必然的に、絵と対話することになる。という構成。
4,は、写真撮影可。
この展示を作った、高畑さんは、ちひろの絵の子どもは笑っていない、むしろ、人間の「尊厳」が表れている。とみる。
それが、東アジアへ広がったのが、ベトナム戦争に際して描かれた、「戦火の中の子どもたち」であり、それはまた、ちひろ自身が体験した太平洋戦争と繋がる。
逢えて、ちひろらしくない、黒で暗い絵を描いて、子どもの尊厳を訴えているようだ。

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出展作品・関連画像IMAGES

いわさきちひろ 帽子の少女 1970年

いわさきちひろ 小犬と雨の日の子どもたち 1967年

いわさきちひろ 焼け跡の姉弟
『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より 1973年

いわさきちひろ カーテンにかくれる少女
『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年

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