興福寺中金堂再建記念特別展 「運慶」

東京国立博物館

  • 開催期間:2017年9月26日(火)~2017年11月26日(日)
  • クリップ数:39 件
  • 感想・評価:12 件
興福寺中金堂再建記念特別展 「運慶」 東京国立博物館-1
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国宝 大日如来坐像 安元2年(1176) 奈良・円成寺蔵 写真:飛鳥園
国宝 世親菩薩立像 建暦2年(1212)頃 奈良・興福寺蔵 写真:飛鳥園
国宝 無著菩薩立像 建暦2年(1212)頃 奈良・興福寺蔵 写真:飛鳥園
国宝 毘沙門天立像 運慶作 鎌倉時代・文治2年(1186) 静岡・願成就院蔵 写真:六田知弘
国宝 八大童子立像のうち制多伽童子 運慶作 鎌倉時代・健久8年(1197)頃 和歌山・金剛峰寺蔵 写真:高野山霊宝館
重要文化財 阿弥陀如来坐像および両脇侍立像 運慶作 鎌倉時代・文治5年(1189) 神奈川・浄楽寺蔵 写真:鎌倉国宝館(井上久美子)
重要文化財 聖観音菩薩立像 運慶・湛慶作 鎌倉時代・正治3年(1201)頃 愛知・瀧山寺蔵 写真:六田知弘
国宝 四天王立像のうち多聞天 鎌倉時代・13世紀 奈良・興福寺蔵(南円堂安置) 写真:飛鳥園
重要文化財 十二神将立像のうち戌神 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵
国宝 天燈鬼立像 康弁作 鎌倉時代・建保3年(1215) 奈良・興福寺蔵 写真:六田知弘
国宝 龍燈鬼立像 康弁作 鎌倉時代・建保3年(1215) 奈良・興福寺蔵 写真:六田知弘
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

奈良・興福寺では2010年の創建1300年を機に、今世紀最大級の木造建築事業と言われる中金堂の再建事業を進めています(2018年落慶予定)。

本展覧会はこの中金堂が約300年ぶりによみがえるのを記念し、鎌倉時代初頭に、興福寺の復興・再建を牽引した天才仏師・運慶に焦点を当て、その優れた業績を広く紹介するものです。

運慶は、平安時代末期から鎌倉時代初頭に活躍した仏師です。奈良に拠点を置いた工房の出身で、新しい時代にふさわしい、写実的で力強い作風を生み出しました。本展覧会では、興福寺以外からも運慶の作品を加えて、その代表作を初期から晩年まで通覧し、さらに父・康慶(こうけい)の作品や運慶の実子・湛慶(たんけい)、康弁(こうべん)ら親子3代の作品も加え、大仏師・運慶の真髄を紹介する、最大規模、国立博物館初の決定版的な展覧会となります。

◆運慶について
運慶(生没年不詳)は平安時代末期から鎌倉時代初頭という時代の大転換期に活躍した仏師です。源平の合戦の中、平家によって焼かれた南都の復興に活躍する一方、京都の貴族、新興勢力である鎌倉幕府、東国武士の依頼を受けて造像したことが知られます。

運慶の造形の特色は、生きているかのような現実感に富み、動きの一瞬を捉えた作風は、多くの仏師に影響を与えました。運慶の造形力は卓越しており、日本を代表する彫刻家というに留まらず、世界でも屈指の巨匠といっても過言ではありません。

運慶作あるいはその可能性が高い作品は約30点と多くはありませんが、最近新たな運慶作品が見出され、注目を浴びました。さらにX線CT調査によって得た像内納入品の映像も運慶研究を大きく進展させるものです。この展覧会では運慶の代表的な作品とともに父康慶、実子である湛慶、康弁等の作品を集めて構成し、運慶の誕生から次世代への継承までをたどります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年9月26日(火)~2017年11月26日(日)
会場 東京国立博物館 Google Map
展示室東京国立博物館 平成館
住所 東京都台東区上野公園13-9
時間 9:30~17:00
  • ※特定日、時間延長あり。入館は閉館時間の30分前まで
休館日 月曜日 
※10月9日は開館
観覧料 一般 1600円
※その他は未定
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://unkei2017.jp/

東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

至高の世界

奈良や京都で寺、仏像巡りをしていても一般観覧がかぎられた時期しかないものがあったり、主要エリアからはなれたところあるお寺はなかなか行く機会がなかったりします。今回の東博の運慶展でも、初めてお目にかかる機会をいただいた仏様が多数あり、至福の時間でした。次は、東の運慶を集めていただきたいです。

5.0

素晴らしい内容

四天王像、大日如来像がとくに素晴らしかった。運良く並ばずに入れたが、混雑がすごかった。もっとゆっくり観ることができたらよかったです。

5.0

すばらしい躍動感

平日なのに、入場前も会場に入ってからも混み混みでした。でも、見ごたえあり。こんなにたくさんの運慶の作品を、一度に見られることはまずないでしょう。国宝の毘沙門天立像は360度から見ることができますし、八大童子立像も素晴らしかったです。行ってよかった。

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しゃけトマトさん

5.0

計算されつくした展示

前売券で一回、縁あって展示替え後にもう一回、計二回鑑賞させていただきました。展示によっては360°見ることができますし、本体が素晴らしいのはもちろん、照明効果による「影」の演出も素晴らしいです。計算されつくしている感じ。あれほど多くの「歴史的価値の高い仏像」を一挙に見ることなど、もう人生でそんな機会はないと思います。堪能しました!

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しゃけトマトさん

5.0

迫真の御仏!

初作の大日如来座像、願成就院の毘沙門天から愛らしい八大童子へと拝観して行き、振り返れば圧巻の興福寺のルーム。四天王立像の中心に無著・世親菩薩立像が配置され、さすがは東博です。康弁も父譲りの迫力ですが龍燈鬼立像は愉快でした。
また、東博の十二神将の五軀と静嘉堂の七軀が一堂に会し、今回ならではの見応えでした。

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しゃけトマトさん

-

驚きの連続

入場制限あり、中もかなり混雑していましたがすばらしかったです
冒頭のデビュー作はすみずみまでの繊細な彫りが気持ちの強さが感じられました
360°鑑賞できる作品もかなり、後ろ姿も堪能しました
なかでも八大童子立像が一番気に入りました。それぞれ愛らしい表情で、ヘアスタイルやアクセサリーも現代のキャラクターとしても自然なくらいでした
どの作品もいまにも動き出しそうな生き生きとした作品でした

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しゃけトマトさん

5.0

最高です

運慶仏が揃うので、開催初日に張り切って行ってきました。入場規制はありませんでしたが、沢山の人。でも展示数を通常の特別展に比べ少なかったし、360度拝観できる仏像も多いので、人ゴミを気にせずじっくり観る事ができました。2時間位かけて観ましたが、時間が経つにつれまた観に行きたくなったので、もう一度行こうかな。

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しゃけトマトさん

5.0

博物館で見ることのメリット

招待券のプレゼントが当選したこともあり、東京まで行ってきました。
一言で言うと、すごく良かった!
興福寺の特別公開で見た像もあるけれど、博物館で見るメリットを120%生かした展示だと思いました。360度見て回れるし、明るく照らされて細かなところまで見て回れる。寺院の内部では、こんなに細かなところまで見ることが出来ません。暗いし、後ろ姿なんて見る機会ないですから。
表情豊かで今にも目が動きそう、躍動感のある筋肉を持つ脚が今にも動きそうとワクワクしながら楽しめました。東京まで行って良かった。
もう一回行きたいと思っています。

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しゃけトマトさん

5.0

圧巻

迫力のある展示のやり方に度肝を抜かれました。

見終わったあとはお腹いっぱいで でも、
何度でも見たくなる、今世紀最大の展示会。

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しゃけトマトさん

5.0

展示がすばらしく、堪能しまくりです

本当に素晴らしい。
展示品も素晴らしいものがたくさんですが。展示方法がさすがはトウハクという感じで。360度全面から拝見できる仏像なんてめったにないと思います。
12神将も一同に会していて、ほんと、すごいです。
いつもは本館にいる子(仏像)が平成館にいくとなんとなく雰囲気が違って見える・・かも・・・
グッズは少なめ&流行モノはあまりない??けれど、展覧会限定でないものがたくさんあるので、そちらも楽しめます。

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しゃけトマトさん、kuchan0506さん

5.0

仏か人間か

それぞれの仏像はお寺にあるときは信仰の対象として圧倒的な存在感を放っている。
ところがこうして一堂に集められると、まるで人間の一生を見るようだった。

それは「〇〇寺展」のようなお寺主体ではなく、運慶という仏師の足跡をたどる展覧会ならではの現象だろう。
まだ幼さの残る八大童子、青年大日如来、毘沙門天は油の乗り切った壮年、
そして最後に振り返って無著像が見えたとき、涙が出そうに・・・

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しゃけトマトさん

5.0

武骨な仏

運慶ならではの力強い姿と凛々しい顔。
覇気すら感じさせる仏様がたくさん拝めるありがたい展覧会です。
2か月ほどの開催期間ですが、もう一度訪れたいと思いました。

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しゃけトマトさん

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出展作品・関連画像IMAGES

国宝 大日如来坐像 安元2年(1176) 奈良・円成寺蔵 写真:飛鳥園

国宝 世親菩薩立像 建暦2年(1212)頃 奈良・興福寺蔵 写真:飛鳥園

国宝 無著菩薩立像 建暦2年(1212)頃 奈良・興福寺蔵 写真:飛鳥園

国宝 毘沙門天立像 運慶作 鎌倉時代・文治2年(1186) 静岡・願成就院蔵 写真:六田知弘

国宝 八大童子立像のうち制多伽童子 運慶作 鎌倉時代・健久8年(1197)頃 和歌山・金剛峰寺蔵 写真:高野山霊宝館

重要文化財 阿弥陀如来坐像および両脇侍立像 運慶作 鎌倉時代・文治5年(1189) 神奈川・浄楽寺蔵 写真:鎌倉国宝館(井上久美子)

重要文化財 聖観音菩薩立像 運慶・湛慶作 鎌倉時代・正治3年(1201)頃 愛知・瀧山寺蔵 写真:六田知弘

国宝 四天王立像のうち多聞天 鎌倉時代・13世紀 奈良・興福寺蔵(南円堂安置) 写真:飛鳥園

重要文化財 十二神将立像のうち戌神 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵

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