チェン・フェイ展|父と子

ワタリウム美術館

  • 開催期間:2025年7月3日(木)~2025年10月5日(日)
  • クリップ数:13 件
  • 感想・評価:1 件
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-1
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-2
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-3
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-4
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-5
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-6
PDF 2025年 リネンにアクリル 120 x 100 cm
漫画家の出張 2024年 リネンにアクリル 290 x 220 cm
ラブレター 2024年 リネンにアクリル 290 x 220 cm
超自然 2022年 リネンにアクリル、金箔 120 x 100 cm
「父と子」ドキュメントより
「父と子」ドキュメントより
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-1
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-1
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-1
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チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-1
チェン・フェイ展|父と子 ワタリウム美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

チェン・フェイ(陳飛 CHENFei)は、1983年中国山西省生まれ。現在、北京を拠点に活動しています。本展では、2022年から2025年にかけチェン・フェイが描いた新作絵画15点に加え、高さ7mの壁画、インスタレーション、ドキュメントなどが、ユニークでサイトスペシフィックにキュレートされた空間の中で展示されます。

本展の出発点は、ナチス時代に深く影響を受けたドイツの著名な漫画家、E.O.プラウエン(1903-1944)が制作した名作『VaterundSohn(父と子)』を参照しています。この漫画は、父と息子の関係を描いているだけでなく、家族、仲間、愛という貴重で示唆に富む意味を、非常に特異な社会的設定の中でで探求しています。

E.O.プラウエンの物語と共鳴するように、チェン・フェイは本展で自伝的なアプローチを用い、親しい知人との関係を描き、中国人画家としてのアイデンティティについての物語を織り交ぜています。作品は、夫と妻、父と子の家族関係や、同僚や友人の社会的な力関係を掘り下げ、画家自身の芸術家としての職業的イメージについての思索も含んでいます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年7月3日(木)~2025年10月5日(日)
会場 ワタリウム美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区神宮前3-7-6
時間 11:00~19:00 (最終入場時間 19:00)
休館日 月曜日 
※7月21日、8月11日、9月15日は開館
観覧料 大人 1,500円
大人ペア 2,600円
学生(25歳以下)・高校生・70歳以上の方・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳お持ちの方、および介助者(1名様まで)1,300円
小・中学生 500円
TEL03-3402-3001
URLhttp://www.watarium.co.jp/

ワタリウム美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

ワタリウム美術館 ワタリウム美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

十数センチのフィギュアから高さ7mの壁画まで、現代美術だけど、心温まる親子の物語

チェン・フェイ(陳飛 CHEN Fei)さんは1983年生まれの中国の現代美術家。作品を見たことがない作家ですが、アーティストの加藤泉さんが推薦していたので、興味がわいてワタリウム美術館へ。

展示のテーマは、タイトル通り「父と子」です。父と子を中心に、家族、親友を描いた絵画15点と巨大な壁画1点、父と子のフィギュアを含めたインスタレーションなどで構成されています。

「子」については髪が短い赤ん坊のころから始まって、徐々に髪が伸びて女の子であることが分かるまでが描かれている。その横にはだいたい上半身裸の「父」がいる。子は可愛く、父はユーモラスに表現されているのが、いい感じです。ただし、単純にほのぼのした作品ではないところも興味深い。赤ん坊を抱いた高さ約7mの父と子の巨大な壁画では父の刺青が気になるし、父母子の3人でウインクしている絵では子どもが持っているおもちゃがかなり不気味なモノだったりする。そして、ピンクの背景に草花をパターン的に描いた作品には、花の数と同じくらい排泄物が描かれていて、ぎょっとさせられる。まあ、排泄物が描かれている理由は、作品の解説を読んで、まあそれも愛だろうと多少は納得するんですが…。

ちなみに、「父と子」はドイツの漫画家E.O.プラウエンの作品『Vater und Sohn(父と子)』を参照している、としてます。その辺も気になる。

『Vater und Sohn(父と子)』は岩波少年文庫で「おとうさんとぼく」として翻訳されていて、今でも入手可能です。ほのぼのとした作品で、するりと読めました。ただし、巻末にあるドイツ文学者の上田真而子さんによる解説「e.o.プラウエンについて」を読むと、ぞっとする事実を知ることになる。プラウエンが生きた時代はナチスがドイツを支配していたころで、プラウエンはVater und Sohnで成功を収めたものの、最後はゲシュタポに逮捕され、自殺しているそうだ。その辺はどのように関係するのだろうかと、とても気になる。

撮影OK。展示替えなし。図録あり。

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morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

PDF 2025年 リネンにアクリル 120 x 100 cm

漫画家の出張 2024年 リネンにアクリル 290 x 220 cm

ラブレター 2024年 リネンにアクリル 290 x 220 cm

超自然 2022年 リネンにアクリル、金箔 120 x 100 cm

「父と子」ドキュメントより

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