ギンザ・グラフィック・ギャラリー第408回企画展
アイデンティティシステム
1945年以降 西ドイツのリブランディング

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

  • 開催期間:2025年5月27日(火)~2025年7月5日(土)
  • クリップ数:23 件
  • 感想・評価:1 件
アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング ギンザ・グラフィック・ギャラリー-1
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1969 – Walter Breker – Minimal Art Exhibition (Kunsthalle Düsseldorf) – Brochure cover
Design: vista (Katharina Sussek & Jens Müller)
1963 – Otl Aicher, E5/HfG Ulm – Lufthansa – Ticket
1971 – Anton Stankowski – Berlin–Layout – Design manual
© Stankowski-Stiftung, Stuttgart
1971 – Celestino Piatti – The Germans (dtv #0738) – Book cover
1977 – Helmut Schmid, ARE Düsseldorf – SPD Documents Party congress Bad Godesberg – Brochure cover
1979 – Agentur Keysselitz – Busch–Jaeger Electronics – Design manual
1980 – Willy Chlormann – Lottery Competitions 1980 – Brochure cover
アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング ギンザ・グラフィック・ギャラリー-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

初夏のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)は、京都dddギャラリーにて好評を博した1945年以降の西ドイツのリブランディングに焦点をあてた企画展「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」の規模をさらに拡大し、開催いたします。

現代のコーポレート・デザインにみられるシステマティックなデザイン・ソリューションは、20世紀初頭のペーター・ベーレンスたちにはじまり、それにつづくバウハウスやウルム造形大学など、ドイツのデザイナーたちが生み出しました。そして、ドイツ発のこのデザイン潮流が、経済発展した民主主義国家という戦後の西ドイツのイメージをかたちづくりました。

本展では、デュッセルドルフにデザイン事務所vistaを構えるグラフィックデザイナー、カタリーナ・ズセック氏とイェンス・ミュラー氏が設立した「A5コレクション デュッセルドルフ」の膨大なアーカイブの中から、企業などのリブランディングを担った貴重なポスターやビジュアル・アイデンティティの展開例、デザイン・マニュアルなどの進行過程のスケッチやサンプル等を通して、敗戦からの西ドイツの驚異的躍進を支えたデザイン・ソリューションの体系的な発展をご紹介いたします。

20世紀初め、ペーター・ベーレンスをはじめとするドイツのデザイナーたちは、後にコーポレート・デザインとして知られることになる世界初の例をいくつかつくりだしました。それにつづくバウハウスも、システマティックなデザイン・ソリューションを彼らのカリキュラムに含めました。そして、第二次世界大戦の終戦から数年後、西ドイツは過去にみずからが切り開いたデザイン原則の軌跡を再びたどりはじめ、デザイン教育機関として強い影響力を持っていたウルム造形大学や、多くの若いグラフィックデザイナーたちが、1960年代初めにシステマティックなデザインの新たな解釈を形成しました。それらは、ルフトハンザ航空や1972年のミュンヘンオリンピック、その他多数の企業や組織、イベントのためのビジュアル・アイデンティティに結実しました。民主主義に復帰し、経済的に発展した西ドイツは、日常を視覚的にかたちづくるデザイン・ソリューションの体系的な発展によって、ドイツのイメージを一変させたのです。
本展では、コーポレート・デザインの代表的なポスターやビジュアル・アイデンティティの使用例、企業などの独自のコンセプトが示された貴重なデザイン・マニュアルなどを紹介します。コンセプト・スケッチや印刷サンプルといった貴重な一次資料を通して、手作業で仕上げられたデザインの質の高さをご覧いただけるものと思います。
カタリーナ・ズセック&イェンス・ミュラー(vista)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年5月27日(火)~2025年7月5日(土)
会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー Google Map
住所 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
時間 11:00~19:00
休館日 日曜・祝日
観覧料 無料
TEL03-3571-5206
URLhttps://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

ギンザ・グラフィック・ギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ドイツの美の潮流、カッコいい!!

都庭園美術館の「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」展を見て、こちらの情報を知りました。「ggg」初めて行きました。ギンザのgグラフィックのgギャラリーのg??なのでしょうか。結構沢山の方がいらしていました。時間の関係でギャラリートークVの上映までいられなかったのですが。
デザイナーのカタリーナ・ズセック氏とイェンス・ミュラー氏が設立した「A5コレクション デュッセルドルフ」からの展示だそうです。最高!! 美しい! カッコいい! 面白い! 入場無料も嬉しい! 撮影もOK! でした。ルフトハンザドイツ航空、ブラウン、ドイツ銀行、ベンツ、その他多数の企業や組織、1972年のミュンヘンオリンピックと続く様々なイベントなども、といった、現代でもドイツを代表する企業のアイデンティティを生み出したデザインマニュアルから雑誌、ポスター類まで。貴重な資料に出会えました。敗戦と国家分断からの西ドイツの、「アイデンティティ」を再構築と、驚異的躍進を支えた、デザイン・ソリューションの体系的な発展を、視覚で辿れる展覧会でした。デザイン好きな人、また学んでいる人は特に行っていただきたい。

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1969 – Walter Breker – Minimal Art Exhibition (Kunsthalle Düsseldorf) – Brochure cover

Design: vista (Katharina Sussek & Jens Müller)

1963 – Otl Aicher, E5/HfG Ulm – Lufthansa – Ticket

1971 – Anton Stankowski – Berlin–Layout – Design manual
© Stankowski-Stiftung, Stuttgart

1971 – Celestino Piatti – The Germans (dtv #0738) – Book cover

1977 – Helmut Schmid, ARE Düsseldorf – SPD Documents Party congress Bad Godesberg – Brochure cover

1979 – Agentur Keysselitz – Busch–Jaeger Electronics – Design manual

1980 – Willy Chlormann – Lottery Competitions 1980 – Brochure cover

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