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まぶしかったです
世界最古の金製品を観ることができたのはとても貴重な体験でしたし、
まぶしいくらいの金製品の数々に目をうばわれました。
エトルリアの粒金細工が施された金製品は、その技術力に感動しうっとりしました!
その他、金が登場する絵画も興味深かったです。特にイアソンが神秘的でよかったです。そして、こんなにもギリシャ神話に金が登場していたんだと改めて知りました。絵画を観るにあたっては、もう少しギリシャ神話を勉強しておくといいなと思って帰ってきました。
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今から6000年以上前の世界最古の金製品が本展に登場します。そこにはふたつの驚きがあります。ひとつは、その黄金は6000年もの時を経ていること。もうひとつは、その黄金の輝きが6000年前とおそらくは変わってないことです。エジプトのピラミッドも、ギリシャの彫刻も、ポンペイの壁画も、同様に長い年月を経て今日に伝わっています。しかし巨石はすり減り、大理石はくだけ散り、漆喰ははげ落ちます。文化遺産としての価値は上がりこそすれ下がることはなくても、もし古代ギリシャ人が現在のギリシャ彫刻を見たならば、その変わりようにびっくりすることでしょう。
ひるがえって黄金は、年月をものともせず永遠の輝きを放ち続けています。ヴァルナで出土した最古の金製品を作った古代人とはいったいだれなのか、それは謎につつまれたままですが、ヴァルナの黄金を目にしたとき私たちがその美しさに心奪われるように、ヴァルナの古代人もまた心奪われていたにちがいないのです。時空をあっという間に飛び越えて、太古の人々と感動を分かち合う。大仕掛けのフィクションによらなくとも、黄金ならばそれをやすやすとかなえてくれるのです。そのチャンスを、本展でたっぷりと提供します。
黄金の記憶は人々にえんえんと受け継がれ、やがてひとつまたひとつ、黄金にまつわる伝説が生まれます。人は金の実物を手に入れる代わりに、物語によって金を共有するのです。そして物語は言葉だけでなく、絵画や彫刻にも姿を変え、共有の輪が広がります。ミダス王、黄金の雨、黄金の林檎。 神話の中できらめく黄金を、モローやプッサンの名画を通してご自分のものにしてください。
本展では、地中海地域の古代文明がもたらした金の傑作の数々を、金を題材とする絵画とともに展示し、黄金に魅了された人類の歴史をひも解いていきます。
会期 | 2015年10月16日(金)~2016年1月11日(月・祝) |
---|---|
会場 | 国立西洋美術館 Google Map |
住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
時間 |
9:30~5:30
(最終入場時間 5:00)
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休館日 |
月曜日 ・ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日の平日が休館 ・年末年始(12月28日~翌年1月1日) ・その他、臨時に開館・休館することがあります。 詳細はこちらから ・開館時間・休館日の最新情報については、国立西洋美術館のトップページをご確認ください。 |
観覧料 | 当日 一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円 団体 一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円 ※団体料金は20名以上。 ※中学生以下は無料。 ※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://www.tokyo-np.co.jp/gold/index.html |
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世界最古の金製品を観ることができたのはとても貴重な体験でしたし、
まぶしいくらいの金製品の数々に目をうばわれました。
エトルリアの粒金細工が施された金製品は、その技術力に感動しうっとりしました!
その他、金が登場する絵画も興味深かったです。特にイアソンが神秘的でよかったです。そして、こんなにもギリシャ神話に金が登場していたんだと改めて知りました。絵画を観るにあたっては、もう少しギリシャ神話を勉強しておくといいなと思って帰ってきました。
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黄金づくしの、このうえない絢爛豪華な展覧会。2015年を締めくくるに相応しい鑑賞体験となりました。純金製の大小様々な装飾品に目を奪われたのは無論のことですが、ギュスターヴ・モローの「イアソン」「ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿」といった絵画作品にも心打たれました。
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国立西洋美術館にて開催中の「黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝」に行ってきました!今身に着けても、十分素敵なデザイン性の黄金のアクセサリーもたくさんあって、古来の人々の生きた時代に思いをはせることができました。黄金伝説にまつわるギュスターブモロー ≪イアソン≫や、バッセッティ ≪ダナエ≫などの絵画も素晴らしかったです。
紀元前5000年紀にも遡る、集団墓地から出土した装飾品というのも見ごたえがありました。
黄金伝説にまつわる絵画では、地下室に閉じ込められた美しい娘ダナエに会うために、ゼウスは黄金の雨に姿を変え、結ばれた二人は、英雄ペルセウスを生んだ、といわれるギリシャ神話に基づく、バセッティの絵画「ダナエ」がとても素敵でした。
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