この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2025年は、阪神電気鉄道株式会社が1905(明治38)年に神戸(三宮)から大阪(出入橋)間の営業を開始してから120年、さらに甲子園球場がある西宮市の市制施行100年、阪神タイガースが1935(昭和10)年に株式会社大阪野球倶楽部として創設されてから90年という節目の年に当たります。
阪神タイガースは、日本のプロ野球球団の中でも戦前からの歴史を持つ球団の1つです。「タイガース」という名称を球団創設期より一貫して使っている唯一の球団であり、グラフィックデザイナー早川源一(1906-76年)が生み出した虎のマークも球団の歴史とともに長い歴史を持っています。
本展覧会では、阪神タイガースの現在のホームグランド「阪神甲子園球場」を含む電鉄の沿線開発の歴史を皮切りに、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、試合結果をデザインとして表現したインフォグラフィックスなど、野球にまつわる様々なデザインを紹介します。
2023年のリーグ優勝と日本一は、選手や監督らの努力は勿論、熱狂的なファンの応援、そして彼らと共に歩んだ野球界きってのロングライフデザインの存在が不可欠だったのではないでしょうか。デザインや、ブランディング戦略という言葉や概念もなかった戦前期より、ネーミングとキャラクターという手法で、ファンを魅了していた阪神タイガースのデザインを紐解きます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年5月31日(土)~2025年7月27日(日) |
---|---|
会場 |
西宮市大谷記念美術館
![]() |
住所 | 兵庫県西宮市中浜町4-38 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 | 水曜日 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 高大生600円(400円) 小中生 400円(200円)
|
TEL | 0798-33-0164 |
URL | http://otanimuseum.jp |
西宮市大谷記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
兵庫県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

ポスター「大阪タイガース来る」早川源一 1936 野球殿堂博物館

入場券「大阪タイガカース結成三周年記念試合」1938 個人

ユニフォーム「大阪タイガース(白坂長栄)」1959 野球殿堂博物館

ポスター「1966年オールスターゲーム」1966 野球殿堂博物館

レプリカユニフォーム「ウル虎の夏2023」2023 個人

路線図アート「虎の路線図2025」大森正樹 2025 作家