鑑賞レポート一覧

デイヴィッド・ホックニー展

デイヴィッド・ホックニー展

東京都現代美術館|東京都

開催期間:

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齢86にして27年ぶりの日本開催必見です!

訪れたのは平日の午前。開館して1時間ほど経った時間でしたが、予想していたよりも大勢の人が来館していた。
3階の展示室からスタートですが、ココは写真撮影禁止で、1階のみ撮影可となっていた。

東京都現代美術館展示室の壁面一面すべてをを覆い尽くす圧倒的大きさ、カンヴァス50枚を要する「ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作」と題された作品を見て、これほど手間のかかる作品を作ろうとする創作意欲に正直ひれ伏したくなるほどの感動を味わった。
最近作「2022年6月25日、(額に入った)花を見る」。平面でありながら奥行きを同時に感じさせ、観る者を不思議な次元に引き摺り込む作品だ。
写真を何枚も貼り合わせて、その場での時間の推移まで感じさせるコラージュやi Padを活用した作品。9台のカメラを利用した動画による同一場所における四季の風景。ナゼ9台ものカメラを同時に回したのかはわかりませんが見ているとどこに視線を固定したらいいのか戸惑わざるを得ない。
展覧会の掉尾を飾るのは、全長90mに及ぶ「ノルマンディーの12か月 2020-2022年」。
90mの作品は直線では展示できないし、そもそも90mの作品を遠くから離れて全体を観ることを想定はしていないだろう。ゆっくり歩きながら明るい色彩の中の四季の風景の移ろいをじっくりと鑑賞してみたい。
ホックニーの飽くなき創作意欲に圧倒される展覧会でした。会期はまだありますが見逃す事なかれと言いたい!

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