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企画展 江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-

企画展 江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-

千葉県立美術館|千葉県

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江口寿史は女性の味方だ

写真フィルムのTVCMに「美しい人はより美しく。そうでない方はそれなりに。」という名作がある。
今なら、コンプラに抵触するかしないかといったとこだろう。

「美しい人も、そうでない人も、より美しく」描く人がいる。江口寿史さんだ。
女性を美しく描かせたらこの人に右に出る者はいないと私は思っている。
嘘だと思ったら、千葉県美術館での江口寿史展「彼女」に行ってみるとよい。
500点超の作品に描かれた500人超の女性は、すべて美しい。間違いない。

江口寿史さんの肩書は漫画家とイラストレーターの二つある。
今回の展覧会はイラストレーターに焦点を当てて、その主役である「女性」をフル出場させたものだ。

描かれた女性は実在するかたも、作者の創作も両方あろう。でも、完成作品は100%美しい。
美しい美しいと念仏のように唱えてるが、事実なんだから仕方ない。
それほど女性を描く江口さんの技術が突出してるということだ。

美人画なるものは太古の昔からあって、美人の定義も移り変わってきた。
画家それぞれの描き方も千差万別で、それを美人だ、いやそうでないという評価も百人百様だろう。
江口作品を私が美人だと思う根拠は、リアルというか、自然体な美人であること。
全員カジュアルで、探せばそのへんにいそうなのが良いのである。
当展のタイトルが如実に表しているように、こんな「彼女」がいたらいいな。という願望が絵になったのが江口美人なのである。
顔だけじゃない。スタイルもファッションも仕草も、全部が全部美人な「彼女」。
まあ普通の男性なら、江口さんが描くような彼女が欲しいに違いない。
女性側からすると、「下心ありありの男目線で描きやがって、このエロ画家め。」と、思うかたもいるかもしれない。
でも、男ってみんなそうなんですから。悲しい性なんです。

じゃあ、江口さんは女性の敵かっつーと、そうじゃない。
当展に来場された女性客をモデルとして江口さんが即興で描いたスケッチが展示されてた。
それを見たら、やっぱり「そうでない方も美しく」描かれているではないか。
これすなわち、江口さんは女性の味方ってことだ。

「すすめパイレーツ」にジャンプで出会ったのが学生時代。江口コミックはそれしか読んでいないけど、いつのまにか、本業は美人画家として功成り名を遂げられたのを実感させていただきました。
益々のご活躍を。

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micco3216さん

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