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特別展 ヒンドゥーの神々の物語

特別展 ヒンドゥーの神々の物語

福岡アジア美術館|福岡県

開催期間:

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アジア美ならではの展覧会

2022年2月、福岡にゴッホ展を見に行った。
そのついでと言っちゃなんだが、他にも展覧会やってないかと探して行ってみたのが福岡アジア美術館の「ヒンドゥーの神々の物語」。
訪問動機は失礼千万なのだが、結論から言うと大正解。
来て良かったと思える展覧会だった。

ゴッホ展会場の市美を出て、大濠公園内を歩いて地下鉄駅へ。
地下鉄に乗って中洲川端駅下車、アジア美方向への案内通りに進み、エレベーターで7Fへ。降りればそこが美術館フロアだ。
子連れ客が多いので何事かと思えば、同時開催でディズニープリンセス展てのを当館別室でやってた。
そちらには目もくれず受付で入場料200円払って会場へ。
ちなみにディズニーのほうは別料金で1800円です。

展示は、インダス文明の出土品等から始まる。
池袋の古代オリエント博物館から来てるのが多い。
そしていよいよ、ヒンズー教の神様たちのオンパレードだ。

皆さん名前はどこかで一度は聞いたことあるはず。
シヴァ、ガネーシャ、ヴィシュヌ、ハヌマーン、クリシュナetc.
全部神様の名前、カレー屋さんじゃありません。
どんな神様か、当展に来れば一目瞭然でわかります。
まずは絵を見てそのお姿を、さらにわかりやすくて詳しいキャプションでその出自やキャラを。
絵は大方のご想像通りの彩色ワンパターンなものではありますが、どれもが親しみやすく、見てて楽しくなってくる。

展示パネルや配布リストで役に立ったのは神様の家系図・相関図。
これ1枚持って会場を回れば、ヒンズー神の相互関係がよくわかって有難い。

紙に描かれた絵の他には、刺繍やマッチ箱、雲母の透明薄片にも。
雲母の絵は重ねて神様の着せ替えできるのが面白い。

会場のラストを飾るのは現代のCGで描いたヒンズー神。
これがめちゃくちゃカッコいい。
もはや神様と言うより、アニメやコミックのヒーローだ。
作者の名は忘れたが、インドじゃ人気なのに違いない。

当展の展示作品のほとんどは、黒田豊さんというかたのコレクションだそう。
どんなかたかは存じませぬが、しっかりお名前は記憶に留めました。

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