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開館25周年記念 和巧絶佳展 ー令和時代の超工芸

開館25周年記念 和巧絶佳展 ー令和時代の超工芸

アサヒグループ大山崎山荘美術館|京都府

開催期間:

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手仕事、日本の超工芸に感動! 単眼鏡必携です。

春と秋には出かけたい大山崎山荘美術館。
今回は、駅からバスに乗らずに坂を上って美術館入口まで。
毎年紅葉の一番いいころを狙って来るのですが、今年も焦ってしまい1週間早かった。
それでも「琅玕洞」を抜けると大きく深呼吸。

今回の「和巧絶佳展」東京のパナソニックでの展覧会の紹介を観て、巡回するのを楽しみに待っていました。
日本の若い”工芸家”が創り出す新しい日本の工芸とも言えるでしょう。
最近注目されている「明治の超絶技巧」、京都の清水三年坂美術館で単眼鏡で穴が開くほど覗き込んでしまいますが、
今回の作家さんのお仕事もそんな感あり、単眼鏡で覗き込む作品多し。
「明治の超絶技巧」を紹介した展覧会や「日本伝統工芸展」や兵庫陶芸美術館で作品を観たことのある作家さんも含まれていましたが、
改めて作品をまとめて拝見し、その手わざに感動です。
ガガも欲しくなって当然だわぁと。

「截金」をガラスの中にに閉じ込めた山本苗さんの美しくも不思議な世界は、覗き込むこちらが魅入られて入り込んでしまうかのようで、
池田晃将さんの螺鈿と蒔絵の小さな筥は、単眼鏡でのぞけばそこはデジタルの世界、まるで宮島達夫のデジタルカウンターのようでした。
柔軟で独自の発想と高い技術力が一体となって生み出された日本の現代工芸、良いですね~。
民藝の作品の所蔵が多い大山崎山荘美術館、重厚な建物に日本工芸の展示はよく似合う。

紅葉ではまだまだ穴場の大山崎、これからが見頃、お庭散策とカフェテラスからの眺めの素敵な大山崎山荘美術館
会期末のこれからがお薦めです。

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