オードリー牧師の伝えたかったこと

森本レオさんのナレーションの懐かしいトーマスのビデオも流れなんだか感慨深い展覧会となりました。
今まではながら見で大した奥深いところまで気がつかずポンキッキでの1つのコーナーとしてしか見てませんでしたが、大人になるとなんとも味わいを感じられ世界で読まれることになったのも頷ける世界でした。
人間なら必ず持っている【わがまま、怠惰、傲慢、嫉妬、見栄】を悪因、【勤勉、謙虚、献身、正直、寛容】といったモラルに従って生きるべきという価値観が反映されている…なんてどれだけの人が気がつくことができるでしょうか。子供たちを喜ばせながら道徳的価値観をうえつける…それでこそ本物の神に仕えた牧師さんだと思いました。
3組4人の画家さんの挿絵も3組それぞれの良さがあり見入りました。オードリー牧師の要求にこたえられず激怒して辞めた1人目の挿絵はやはりどこかぬくもりが感じられずそこにも感心しました。命懸けで子供達のために思っていれば激怒されてでもホンモノを追求するということを学ばせてもらいました。2人目が個人的には一番好きでしたが、失明から辞退されたそうです。挿絵の所々にその挿絵のビデオが流れどこのブースでも楽しく飽きることなく回ることができます。
大人でも真剣に見てみるといろんな道徳的価値に気がつくことができると思います。
子供の話だ！ではなく、オードリー牧師の心の声に耳を傾けつつ観覧するとまた違った奥深いものに出会える素敵な癒やしの展覧会です。