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アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人

アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人

森美術館|東京都

開催期間:

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世界には多様な意見・文化・アートがあることを実感

71才~105才の女性アーティスト16人の作品群。
長生きしているということは、私が歴史だと思っていることを体験してきた人たちで興味深い。
色んな地域出身のアーティスト作品なので、多様な文化を感じられ、海外旅行で他の文化を感じるのが好きな自分としては面白かった。
フェミニストとかマイノリティといった主張が強いところは私はちょっと苦手で、手放しで素晴らしい展示だったと言えないのは私の思慮や見識の浅さゆえだと思う。

■ロビン・ホワイト「大通り沿いで目にしたもの」
トンガの樹皮布が部屋いっぱいに展示されていて美しい。
鳥や船などのモチーフが模様として自然な色合いで描かれていて、この空間自体が心地よかった。
トンガの女性たちと共同制作したとのこと。
タパ(樹皮布)は、オセアニアで人々が人生の節目に身にまとうものだそうで、行ったことのないトンガの文化を少しだけ感じられた。行って見たいなあ。

■宮本和子「黒い芥子」
釘と糸で構成された立体作品。
シンプルで、なんだかわからないけど心地よい。ずっと見ていられる。
見る角度によって光景が変わるし、遠くから全体をみたり、近寄って細部をみたりと楽しめた。
この釘に糸を掛けここに止めるのか、それでこのような幾何学な立体になるのかとじっくり見てしまう。均等だけど動きがあり、不思議な気持ち。
自分で創作しない素人なので、この糸を掛けていく作業楽しそうだなあと思う。
同じく釘と糸で構成された、円が二つ並んだ「無題」も、絶妙な均等・不均等加減で見ていて気持ちよい。

他に、アルピタ・シン「私のロリポップ・シティ:双子の出現」でインドの文化や政治を、ヌヌンWS「織物の次元」でインドネシアの色合いを感じた。
アンナ・ボギギアン「シルクロード」は日本で作品発表するにあたり、日本の富国強兵時代を支えた絹産業をモチーフに作品を作り上げ、興味深かった。

■豊富な解説&アーティスト紹介
アーティストの紹介映像が合わせて展示されており、すべて見るとかなりの時間がかかると思う。HPにも掲載されているので、展示場で必ずしも閲覧しなくても大丈夫だった。
また、多くの作品は、撮影可能となっていた。

世界には多様な意見・文化・アートがあることを改めて実感した。
コロナ禍でなかなか人と会ったり、遠くの土地へ行ったりすることがない中で、アートから多様性を感じるのもありかなと思った。
正直、よくわからない、ピンとこないと思う作品もある。
何かしらの問題を訴えているこれもアートなの???と疑問に思う作品もあった。
そのような思いもひっくるめて、何かを感じさせることがアートなら成功だと思う。

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