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阪神間モダニズム美術館ならここ
「阪神間モダニズム」と言っても何のことかわからないかたは多いと思います。
ググれば簡単にわかりますが、私なりに言えば、阪急神戸線沿線に住まう大富豪が邸宅とか蒐集品を披露したり、それを下々の者が見て感心する文化です。
この阪神地区には3本の電車路線が並行して走っていて、北側(六甲山側)から南側(瀬戸内海側)へ順に阪急、JR、阪神であり、各沿線の不動産価格や住人の富裕度もおおむねその順番となります。
白鶴美術館はその地勢上も住人階層上も最高位の場所にある施設で、阪神間モダニズムを代表する美術館でもあります。
設立者は、館名のとおり白鶴酒造の七代目当主、嘉納治兵衛で、その寄贈品をもとに昭和9年に開館した由緒ある私設美術館です。
ちな… Read More