香月泰男美術館 KAZUKI YASUO MUSEUM

香月泰男美術館香月泰男美術館

香月泰男美術館についてABOUT KAZUKI YASUO MUSEUM

香月泰男美術館は、洋画家 香月泰男の生家のすぐ前を流れる三隅川沿いに開けた山紫水明の町、山口県長門市三隅に、1993(平成5)年に開館した美術館である。長門市三隅の中央にある温泉郷の丘陵に位置し、自然豊かな山陰の風景とみごとに調和して建つ。

『ここが〈私の〉地球だ』と言ってふるさと三隅をこよなく愛した香月は、生涯故郷を離れることなく、人間愛と平和をテーマに創作活動を続けた。彼の作品の多くは、長年香月家で大切に保管されており、香月泰男美術館は、遺族よりそれらの作品の寄贈を受けて、開館した。

初期から晩年までの油彩画、香月独特の墨を使った素描画、「おもちゃ」と呼ばれるオブジェなど、多様な作品を収蔵している。 

◆香月泰男(かづきやすお)略年譜
戦後日本美術史を代表する洋画家。1911(明治44)年、山口県大津郡三隅村(現・長門市三隅)に生まれる。第2次世界大戦後のシベリヤ抑留の体験をもとにした57点の油彩からなる《シベリヤ・シリーズ》が代表作。 生まれ育った三隅の地で亡くなる直前まで創作活動を行った。ふるさとの自然や愛する家族を題材とした絵画や、廃材を利用して作った「おもちゃ」と呼ばれるオブジェも人気を博す。

利用案内INFORMATION

香月泰男美術館 公式サイトURL
https://kazukiyasuo.com/
所在地
〒759-3802 山口県 長門市三隅中226
TEL 0837-43-2500
最寄駅
◆ 広島方面より
中国自動車道美祢東JCT~小郡萩道路絵堂I.Cより車で約20分(R28・R191経由)

◆ 九州方面より
中国自動車道美祢I.Cより車で40分(R435→R31→R36経由)

◆ 公共交通機関ご利用
JR山陽新幹線・JR山陽本線厚狭駅→美祢線乗換(65分)→長門市駅下車
長門市駅よりバスで約20分、最寄バス停「湯免温泉」下車 徒歩5分
開館時間
9:00〜17:00 (最終入館時間 16:30)
定休日
火曜日 
※火曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館
※その他、展示替え等に伴う休館日、年末年始の休館日等。詳しくは年間予定表を参照ください
入館料・観覧料
一般 500円(400円)
小中高生 200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金
※未就学児 無料
※下記に該当する方は、証明書等の提示で入館料が免除されます
・長門市在住の方…住所の分かる証明書等を要提示
・障害者の方…療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳を要提示
※療育手帳、身体障害者手帳(1級~4級)、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳(特別項症~第4項症)の交付を受けている方は、本人及び付添人1人まで無料
※車椅子で来館の方は、入口にインターホンを設置しており、職員が対応しますのでご利用ください。
割引クーポン
特になし
美術館名 よみがな
かづきやすおびじゅつかん

アクセスマップACCESS MAP

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香月泰男美術館
〒759-3802 山口県 長門市三隅中226  TEL 0837-43-2500

香月泰男美術館についての感想・評価REVIEWS

5.0

シベリアシリーズを忘れる美術館

山口県長門市三隅地区は以前は大津郡三隅町といい、海も山もある山陰の小さな町だ。
香月泰男は、ここを「私の地球」と呼んで絵描きとして過ごし、その人生を終えた。
香月没後、ご遺族からの作品寄贈により三隅の田園地域の中にできたのが香月泰男美術館で、コレクション企画展だけをずっと開催してきている。

香月と言えば「シベリアシリーズ」。
シベリア抑留という暗くて重いモチーフで描かれた作品群は、厳寒の地での過酷な体験と遠い故国への望郷の念が痛切に伝わってくる名作だ。
先ごろ東日本を巡回した回顧展でご覧になったかたも多かろうし、また見たいと思って山口県を訪れる方もあろう。
そして、香月美術館に来ればシベリアシリーズに再会できると。

しか… Read More

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