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上原美術館は2013年4月1日に上原近代美術館と上原仏教美術館が合併し、さらに2015年より大規模な増改築工事を経て、2017年11月3日に上原近代美術館を「近代館」に、上原仏教美術館を「仏教館」へとそれぞれ改称して、リニューアルオープンした。
近代館は、もともと大正製薬株式会社の名誉会長・上原昭二氏が長年にわたって収集、愛蔵したコレクションの寄付を受けて、2000年春に開館した。モネ、ルノワール、マティス、ピカソなどの西洋絵画や梅原龍三郎、須田国太郎、横山大観、小林古径らの日本の絵画などのコレクションを中心に展示を行っている。館内は3つの展示室のほか、庭園に展示される山本正道の彫刻作品を鑑賞しながら利用できる、ラウンジコーナーもある。
仏教館は、大正製薬名誉会長を務めた上原正吉、小枝夫妻が収蔵した多くの近現代の仏像の寄付を受けて1983年に開館。その後もコレクションの幅を広げて、十一面観世音菩薩立像をはじめとする平安・鎌倉時代の仏像のほか、中阿含経、中尊寺経といった古写経、近現代の仏像まで幅広い仏教美術を収蔵している。館内は展示室のほか、龕 (がん:掛軸などを展示できるへこみ)や回廊、光天井のあるホワイエなど、多くの見どころがある。仏像ギャラリーでは、さまざまな仏像を知ることができる。
近代絵画と仏教美術それぞれのジャンルに特化した美術作品の展示公開をはじめ、伊豆半島の仏教美術調査や展覧会での調査成果の発表、専門家を招いての講演会や講習会、学校と連携した教育普及活動など、幅広い文化活動を通じて地域文化向上にも寄与している。
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