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静岡市立芹沢銈介美術館は、染色界の重鎮、芹沢銈介(せりざわけいすけ 1895~1984)より、郷里の静岡市に作品とコレクションが寄贈されたのを機に1981年(昭和56年)に開館した美術館である。
様々な企画展示、作品の保存収集、調査研究を通して、芹沢銈介の芸術を広く紹介し、その偉業を後世に伝えるべく活動を続けている。
静岡市立芹沢銈介美術館の設計は、建築家 白井晟一(しらいせいいち 1905~1983)による。弥生時代の遺跡として名高い登呂公園の一隅に位置し、その遺跡の雰囲気に自然に融け込むように、石、木、水という天然素材を選んで構成された建物は、白井晟一の個性が遺憾なく発揮された代表作である。石を積み上げた量感ある外壁。ゆるやかな銅板葺きの屋根。そして手斧の跡も温かい白木の楢材の組天井を持つ展示室が池を巡るように配されて、鑑賞の場にふさわしい、ゆったりとした空間を演出している。
現在収蔵されている芹沢の作品約1300点とコレクション約4500点は、年に4回展示替えが行なわれ、順次公開している。附属施設として、芹沢の住居と工房があった東京・蒲田から移築した「芹沢銈介の家」があり、毎週日曜日、祝日に公開している(8月は毎週土曜日も公開)。
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