
荒川修作+マドリン・ギンズ 意味のメカニズム 全作品127点一挙公開 少し遠くへ行ってみよう
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1936年名古屋に生まれた荒川修作は、東京での作家活動を捨て、『もう少し遠くへ』と1961...
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一般財団法人セゾン現代美術館(旧高輪美術館)は、故 堤康次郎の収集品を保存し、一般に公開するため、1962年東京高輪に開館し、日本の伝統美術の紹介に努めてきた。しかし、美術館活動の新しい在り方を考える時、伝統的な価値の承認者=保護者としての美術館から脱皮して、同時代の様々な実験的創造の場として「生きた美術館」の必然性に応えるべくして、1981年に高輪美術館を新たな構想で軽井沢に移転。開館10周年を迎えた1991年には、美術館の設立目的や活動方針の根拠を占める「現代美術」を館名に表示し、セゾン現代美術館と改称して再出発を果たした。
「緑の中の美術館」をコンセプトとした、軽井沢の自然に溶け込む数寄屋造りのような低層の佇まいの美術館建築の設計は、日本を代表する建築家 菊竹清訓(きくたけ きよのり、1928-2011)によるものである。庭園は、緑の中を川のせせらぎを聴きながら彫刻作品を巡る回遊式で、全体の基本プランは1981年の開館に合わせて、若林奮(わかばやし いさむ 彫刻家 1936-2003)により作成された。庭園入口脇に設置された彫刻と門にはじまり、地形の再構成、台地、遊歩道、二つの鉄の橋、傾斜地の鉄板、植栽等、若林のプランは多岐かつ細部に及び、この庭園全体を若林作品と考えるべきものである。
セゾン現代美術館のコレクションは、20世紀初頭から今日までの世界の現代美術と対象とする500点余。20世紀初頭の抽象の源流ワシリー・カンディンスキーやパウル・クレーからダダイズム、シュルレアリスムを経てアンフォルメル、ヌーヴォー・レアリスムに至るヨーロッパ美術の流れ。アメリカでは抽象表現主義の作家ジャクスン・ポロックやマーク・ロスコからネオ・ダダ、ポップ・アートに至る流れに、キーファー、クレメンテなど80年代の作家を加えたコレクションとなっている。また戦後日本を代表する作家の作品の収集を特徴とする。
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