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掛川ステンドグラス美術館

これまでも何ヶ所かステンドグラスの美術館に伺ったことがあるのですが、宗教的なモチーフの物は余り観たことがなかったので、予想を上回るコレクションの濃さに感動しました。

作品は19世紀の英ヴィクトリア朝時代のもので、製作された工房や作品のモチーフとなっている聖書のエピソードなどが丁寧に解説されていて、キリスト教の知識が浅い私にも理解しやすい展示でした。


宗教的な作品は本来教会などに設置されるものなので綺麗な状態でコレクションされることは少ないそうです。教会で拝見するのと違い、間近で彩色の細やかさなどが見られるのはガラス好きには嬉しい体験でした。建物の外側に回ると裏面も見ることができます。

建物自体はそれほど大きくありませんが、展示内容が濃いので見終わった時には満足感がありました。


作品も素晴らしかったですが、最後に展示されていた素材サンプルの窓も素敵でした。

ミュージアムショップでは工房でのガラス板の製作工程がプロジェクターで紹介されていました。これまで四角い枠にガラスを流し込んで板ガラスを作っていると思っていたのですが、紹介されている工房では吹きガラスで製作しておられました。長い筒状のガラスを吹いて一旦冷まし、縦方向に傷をつけて再度炉に戻し、板状になるように広げて冷まします。

手作りガラスに入っている気泡や微妙な歪みはこういう工程を経て生まれるんですね。透明で硬い素材であるのに不思議と温かい印象を受けるのも納得ができるような気がしました。


掛川ステンドグラス美術館



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kiri25
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