開館20周年記念 Colorful
――宮本三郎 彩られた世界

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館

  • 開催期間:2024年4月2日(火)~2024年9月1日(日)
  • クリップ数:5 件
  • 感想・評価:1 件
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《(セーヌ河岸)》1952-53年頃
《(ピアノ)》1945-48年頃
《黄色バックの花》1961年頃
《化粧室の裸婦》1965年
《女優》1961年
《生》1974年
《裸婦(A)》1962年
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

描写力に定評のあった洋画家・宮本三郎(1905-1974)は、色彩家(カラリスト)としての側面も併せ持っていました。

最晩年に描かれた作品《生》では、裸婦の肌の表現にも赤、青、緑など何種もの色を差すなど、細やかな筆致と複雑な色づかいのなかに幻想的な世界を描いています。巧みな配色と構成はしかしその到達点ではなく、色彩への鋭敏な感覚は宮本の画業を通してあらわされているものでした。

背景の説明的な描写を省略して1色の色面で表現したり、赤と緑、黄と青などの補色の関係にある色彩をひとつの画面のなかで積極的に用いたり、また、黒色をあえて画面の大部分に使用した作例なども、その特徴的な例といえるでしょう。

本展では、これらの作品群を赤・青・黄・緑など色調ごとに展示して、宮本三郎の絵画における色彩の魅力に迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年4月2日(火)~2024年9月1日(日)
会場 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 Google Map
住所 東京都世田谷区奥沢5-38-13
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)、7月16日(火)、8月13日(火)
※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)、7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館
観覧料 一般 200円(160円)
65歳以上 100円(80円)
大高生 150円(120円)
中小生 100円(80円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金です
    世田谷区内在住、在校の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
    障害者の方:個人は100円(団体は80円)。ただし小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
    学生証・障害者手帳など、確認できるものを要提示
TEL03-5483-3836
URLhttp://www.miyamotosaburo-annex.jp/

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

色で仕分け、は名案です

宮本三郎記念美術館の所蔵品より約30作品を、緑・黄・黒・赤・青の五色で分類して構成展示する企画展。当然にして、各エリアが各々のテーマカラーに染まります。これは楽しい。なかなか面白い展示手法です。

会場の解説文より。「色彩家カラリストとしての側面も持っていた」「宮本作品の豊かな彩りは年月を追うごとに鮮麗さを増してゆく」・・・確かに作風変化のなかで、50歳代からはより大胆な原色づかい、より凹凸豊かなマチエールとなりますね。大変僭越ですが、宮本先生の絵は、様々な西洋絵画の作風を捉えては自らの表現の幅を広げておられ、どれも完成度が高く、なんでもできちゃうんですね、と感服してしまいます。豊穣で多彩なキャンバス上の世界には苦悩の痕跡は持ち込み禁止、と感じました。

《女優》のポストカードを購入。黄と黒の縦縞に描かれる雪村いづみさん、虎キチが泣いて喜びそうな一作です。

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出展作品・関連画像IMAGES

《(セーヌ河岸)》1952-53年頃

《(ピアノ)》1945-48年頃

《黄色バックの花》1961年頃

《化粧室の裸婦》1965年

《女優》1961年

《生》1974年

《裸婦(A)》1962年

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