4.0
学びがある。
京都や奈良の寺院で仏像を礼拝する機会は多いが、実家が神道ということもあり、仏教そのものに関する知識はあまりない。インドで誕生した仏教が、日本に伝わり浸透していく過程を、阿弥陀如来を通して学ぶことが出来た。
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シリーズ展「仏教の思想と文化」では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
今回の特集展示のテーマは「阿弥陀さん七変化!」。阿弥陀如来は西方にある極楽浄土の教主で、浄土教の広がりとともにアジア各地で信仰されました。日本でも浄土真宗をはじめ様々な宗派で大切にされ、阿弥陀さんの姿をかたどった彫像や絵像、あるいは名号が、お寺やお堂の本尊として安置されてきました。
その一方、阿弥陀さんは多面的な信仰体系や教義のなかで、実にバラエティ豊かに姿を変える仏でもあります。本特集では、滋賀県東近江市・梵釈寺の宝冠阿弥陀如来坐像(重要文化財、平安時代前期)をはじめ、多彩に変身する阿弥陀さんの造形をご紹介します。知ってるようで知らない、まだ出会ったことのない阿弥陀さんをご堪能ください。
会期 | 2024年7月13日(土)~2024年8月18日(日) |
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会場 |
龍谷大学 龍谷ミュージアム
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住所 | 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前) |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、7月16日(火)、8月13日(火) ※ただし、7月15日(月)、8月12日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 550円(450円) シニア 450円(350円) 大学生 400円(300円) 高校生 300円(200円)
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TEL | 075-351-2500 |
URL | https://museum.ryukoku.ac.jp/ |
4.0
京都や奈良の寺院で仏像を礼拝する機会は多いが、実家が神道ということもあり、仏教そのものに関する知識はあまりない。インドで誕生した仏教が、日本に伝わり浸透していく過程を、阿弥陀如来を通して学ぶことが出来た。
4.0
京都で遊ぼうARTさんからチケット頂きましたので、暑い暑い京都でしたが、足を運びました。
逸翁美術館さんでの講演会で龍谷ミュージアムの村松加奈子さんのお話を伺い、感銘を受け、もう一度村松さんのお話を伺いたいと思っていたところ、その機会に恵まれ、ギャラリートークに参加でき、その思いがかないました。
「阿弥陀さん七変化!」その意味は、阿弥陀さんが、仏像から文字になり、文字から絵になり、最後は、絵と文字が一体になっていました。
また、デザイン名号「六字名号曼荼羅」は「仏 in 仏」になっていて、上段に「〇」が左に500個、右に500個、あわせて1000個、これは100万念仏のためのもので、1000回に1個塗るみたいな感じでと説明を受けましたが、実際にはその曼荼羅に直接は塗れないよなあと思いながら。
村松さんが言う「シンシュウ」ってなんだろう、、あぁ「浄土真宗」のことか
ギャラリートーク以外の時間は、静かな時間が流れていました。
5.0
平日、夕方に観に行きました。
人は少なく、静かにゆっくりとできます。
帰りがけ、展示室に私以外誰もいなくなったので、
空間のなかでお経を流せるコーナーがあったので、ボタンをぽちっとして
ひとり贅沢な鑑賞をしてきました。
静かに鑑賞できるよい展示でした。
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重要文化財 木造 宝冠阿弥陀如来坐像 平安時代前期 滋賀・梵釈寺
画像提供:栗東歴史民俗博物館
阿弥陀三尊像 張思恭筆 中国・南宋時代 京都・永観堂禅林寺
六字名号曼荼羅 江戸・慶応3年(1867)
阿弥陀如来像(方便法身尊像) 室町時代 京都・誓願寺
刺繡種子阿弥陀三尊像 室町時代 京都・誓願寺
孔雀阿弥陀如来像 鎌倉時代 龍谷大学
銅 阿弥陀如来懸仏 南北朝時代
一枚摺「南無阿弥陀仏」 江戸時代 龍谷大学
清海曼荼羅 江戸時代 京都・善導寺