4.0
いつもながらになかなか見どころ満載。北斎の魅力をしっかり感じられました。
会場は今回も外国の方が沢山でした。終了間近でもあり、平日でもとても混雑していました。新紙幣(千円札裏)の記念。タイムリーでもあり、夏休みにはいろいろ体験も含めた楽しいイベントもあり、とてもにぎわったようです。
日本画浮世絵の波の表現の色々、北斎自身の波の表現の変化、視角の違い、美術館さんのちょっと変わった視点を楽しみました。グレートウェーブ・インパクトの現代アートへの影響も、結構楽しめました。
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2024年7月3日、20年ぶりに新紙幣が発行されます。そのうち千円札の裏面に北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が図柄として採用されます。
本展は新紙幣採用を記念して、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がどのような背景で誕生したか、またその図柄がさまざまに利用された軌跡をたどり、海外で「グレートウェーブ」の通称で親しまれる影響、広がりを紹介します。
会期 |
2024年6月18日(火)~2024年8月25日(日)
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会場 |
すみだ北斎美術館
![]() |
展示室 | 3階企画展示室、4階企画展示室 |
住所 | 東京都墨田区亀沢2-7-2 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日、7月16日(火)、8月13日(火) ※ただし7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館 |
観覧料 | 一般 1,500円 高校生・大学生 1,000円 65歳以上1,000円、中学生 500円 障がい者 500円 小学生以下 無料
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TEL | 03-6658-8936 |
URL | https://hokusai-museum.jp/GreatWaveImpact/ |
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会場は今回も外国の方が沢山でした。終了間近でもあり、平日でもとても混雑していました。新紙幣(千円札裏)の記念。タイムリーでもあり、夏休みにはいろいろ体験も含めた楽しいイベントもあり、とてもにぎわったようです。
日本画浮世絵の波の表現の色々、北斎自身の波の表現の変化、視角の違い、美術館さんのちょっと変わった視点を楽しみました。グレートウェーブ・インパクトの現代アートへの影響も、結構楽しめました。
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新千円札の裏面の図案に「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が採用されたことを記念しての特別展です。
新千円札を実際に手にして見ると、なかなかいいデザインだと感心しちゃいます。北斎ブルーも、紙幣全体の色合いと、うまくマッチしています。
本展では、北斎がいかにして、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のダイナミックな構図、特に波頭の描き方を実現させたのかを、様々な作品を通して検証しています。
この絵を描いたのが、北斎が70歳代という晩年だったこと。50年という長い画業の蓄積の上で、この作品が生み出されたということは、注目すべきことです。
北斎が描く波が、どう変化していったのかを辿ることが出来ます。
さらには、グレートウェーブが影響を与えた、現代アート、切手、商品パッケージの紹介もしていて、その広がりが興味深い内容になっています。
新紙幣への採用で、さらに広がりを見せてくれました。
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以前、「北斎ウォーターワールド」という、北斎の水にまつわる展示がありましたが錦絵少し、版本多数の地味な展示でした。今回は錦絵多数、北斎と一門作品に加え広重、国芳、芳年に福田美蘭、しりあがり寿等現代作家のオマージュ作品迄。外国の方が多数訪れて、熱心にキャプションを読んでいるのが印象的でした。改めて、外国の北斎人気を実感しました。
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