特別展 よそおいの美学

徳川美術館

  • 開催期間:2023年6月3日(土)~2023年7月17日(月・祝)
  • クリップ数:2 件
  • 感想・評価:1 件
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-1
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-2
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-3
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-4
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-5
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-6
黄金色地葵紋波兎文辻ヶ花染羽織(復元) 徳川美術館蔵 6月3日~27日公開
金地胡蝶文筥迫 徳川美術館蔵 6月29日~7月17日公開
黒地子犬に雪持万年青文筥迫 徳川美術館蔵 6月3日~28日公開
黒羅背板地葵紋付火事羽織 三代綱誠所用 徳川美術館蔵 6月29日~7月17日公開
石首魚石入蝋色塗刀拵・脇指拵 尾張家14代慶勝所用 徳川美術館蔵
白綸子地鼓に藤・杜若文小袖 貞徳院矩姫(尾張家14代慶勝正室)着用 徳川美術館蔵 6月3日~28日公開 撮影:渞忠之
特別展 よそおいの美学 徳川美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

江戸時代の武家社会では、身分や年齢、季節や儀礼などによる細やかな決まりごとのなかで、格式に相応しく、おごそかに、あるいは美麗によそおうことが求められました。男性は儀礼など最もフォーマルな場面では公家の伝統的な装束を身に着ける一方、日常のカジュアルな場面で着用する羽織や刀剣の拵、また火事装束や陣中着などに武家ならではの粋を凝らしました。

女性は生地や模様によって格の異なる着物を時に応じて使い分け、華麗な筥迫(はこせこ)を携帯し、化粧によって美を体現しました。

尾張徳川家で誂えられた衣服や装身具などをトータルコーディネートの演出でご紹介しつつ、「よそおい」にかける武家の美学を探ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年6月3日(土)~2023年7月17日(月・祝)
会場 徳川美術館 Google Map
住所 愛知県名古屋市東区徳川町1017
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※ただし7月17日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,600円
高大生 800円
小中生 500円
(企画展「極める!江戸の鑑定」展と共通)
  • ※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
    ※毎週土曜日は小・中・高生入館無料
TEL052-935-6262
URLhttps://www.tokugawa-art-museum.jp/

徳川美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

徳川美術館 徳川美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

ダンディな殿様

名古屋旅行のお目当ての一つが、徳川美術館でした。徳川美術館、徳川園、蓬左文庫が並ぶ敷地は、広々としていた気持ちのよい空間でした。

新館では、武具や刀剣、茶道、能などの大名文化を。名古屋城二之丸御殿の書院や能舞台の復元は、建物も立派ですが、展示されている調度品や衣装が見事でした。

特別展は趣のある本館で、尾張家14代、16代(江戸から明治)の殿様の装束や身の回りの品を中心に展示。束帯、直垂、狩衣を冠から一式、実物が並ぶ豪華さでした。意匠も色や模様が凝っており、黒塗に白い点々の入った拵えや超絶技巧の印籠など、殿様のダンディっぷりが楽しかったです。

常設展→蓬左文庫→特別展 の順番で力尽きそうだったため「蓬左文庫」は軽く流してしまいましたが、「鑑定」をテーマに本阿弥家の折紙が展示されており、興味深かったです。

約30年ぶりの訪問で、前回はお雛様の展示だったと思います。激動の幕末明治、名古屋市大空襲を乗り越えて、貴重な文化財を守り伝えていただいていることに感謝です。

徳川園は時間ぎれで、今回も行けず。。。。予定は未定ですがいつの日か3回目がある時は、1日かけて徳川園まで回りたいと思います。

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morinousagisanさん

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黄金色地葵紋波兎文辻ヶ花染羽織(復元) 徳川美術館蔵 6月3日~27日公開

金地胡蝶文筥迫 徳川美術館蔵 6月29日~7月17日公開

黒地子犬に雪持万年青文筥迫 徳川美術館蔵 6月3日~28日公開

黒羅背板地葵紋付火事羽織 三代綱誠所用 徳川美術館蔵 6月29日~7月17日公開

石首魚石入蝋色塗刀拵・脇指拵 尾張家14代慶勝所用 徳川美術館蔵

白綸子地鼓に藤・杜若文小袖 貞徳院矩姫(尾張家14代慶勝正室)着用 徳川美術館蔵 6月3日~28日公開 撮影:渞忠之

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