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忘れられていた超個性派画家たち、岡本神草・甲斐荘楠音・秦テルヲらの再評価を導いてきた京都・星野画廊は、今年創業50周年を迎えました。
画家の有名・無名など問わず、画商の心を深く捉えてきた華麗・濃密な優品120点を一挙公開します。
世の変転を乗り越え、いまも私たちを強い眼差しで見つめ返す「少女たち」を通じ、本当の絵を見る楽しみと喜びをご堪能ください。
同時開催は、結成20周年、ご当地アイドルNegiccoのレコードジャケットやアーティスト写真などアートワーク約100点「あしたもアイドル」展、湊町新潟の芸妓文化を考える「芸妓が近代」展、大正期の新潟を沸かせた「1915年・新潟美人総選挙」展、ジュエリー作家・小西潤の「鎖／輪／穴」展の4本立てです。
| 会期 | 2023年11月18日(土)～2024年1月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
新潟市美術館
 Google Map |
| 展示室 | 企画展示室 |
| 住所 | 新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9 |
| 時間 |
9:30～17:00
（最終入場時間 16:30）
|
| 休館日 |
月曜日 年末年始 12月25日（月）～2024年1月3日（水） ※2024年1月8日（月・祝）は開館 |
| 観覧料 | 前売券 一般のみ800円 一般 1,000円（800円） 大学生・高校生 500円（400円） 中学生以下 無料
|
| TEL | 025-223-1622 |
| URL | http://www.ncam.jp/exhibition/7378/ |
5.0
12月10日15時30分、日曜なのにお客様は若い男性1人がポツポツ来場。カップルが1組、幼児連れ1組、静かでシーンとした会場で物寂しさがありました。
星野画廊コレクションより【少女たち】の絵。
絵画を見つめる…その絵は見つめ返す…まなざし全てに感動でした。
新潟で頑張っているアイドルとしてNegiccoのメンバーの20周年を見てファンになりました。
花街に生きる古町芸妓や10人を選ぶ読者投票新潟美人など、過去の新潟にも深い感動がありました。
とにかく来館者がいなくて【少女たち】と私の世界にどっぷり浸る時間でした。
5.0
我県が誇るアイドル、平成のキャンディーズとも言われたとか…ご当地アイドルでも人気の高い20周年も頑張ってきたNegiccoも楽しめる展覧会でした。
星野画廊コレクションの少女たちは何かしら私に語りかけてきてくれました。桑重儀一氏の『母子像』、小西長廣氏の『太夫之図』は特に残りました。
星野氏は画廊経験者の先輩から『作品には石と玉があって、石はいつまでたっても石。もっと良いもんを探さなあかん』と言われたそう。でも『石かて見る人が見たら玉になるもんもある』自問自答の中、集めたそうです。探してくれてありがとう、私をここにつれてきてくれてありがとうと言われているような気がする作品に沢山出会いました。十人十色、同じ意見を持つ人ばかりではありません。命をかけて描いたものに玉も石もないのではないか、そう思いながら1枚1枚の絵画への思いを巡らしながら観覧しました。
新潟芸妓の歴史にも触れることが出来、さらに新潟芸妓の顔はめパネルがあり、こっそり写真を撮ってきました。粋な計らいにも楽しめました。
Negicco人気か20−40代くらいの男性お一人の鑑賞者が多く見受けられました。
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笠木次郎吉《花を摘む少女》1897～1912年
粥川伸二《娘》1928年
田中繁吉《パリージェンヌ》1927年
結成20周年を迎えたNegicco（提供：EHクリエイターズ）
