3.0
難しさを実感
「何かしら境界線に対峙している作家」というつながりから「早瀬龍江」「ジョン・メカス」「林芳史」「潘逸舟」の4名の作品を集めた展覧会。アートに説明を求めてしまう浅学の私には、やはり抽象は難しい。シュルレアリスムの早瀬氏の作品が一番見やすいと感じてしまう異常事態(笑) 考えず、感じるだけのスタンスでアートを楽しめるようになると良いのですが...。
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本展は近年、埼玉県立近代美術館の収蔵作家となった早瀬龍江(はやせたつえ 1905-1991年)、ジョナス・メカス(1922-2019年)、林芳史(はやしよしふみ 1943-2001年)に、ゲスト・アーティストとして潘逸舟(ハン・イシュ 1987年生まれ)を加えた4名の作家に焦点を当て、作品や関連資料、関連作家の作品を交えながら紹介します。
日常と非日常、虚構と現実、過去と現在、国境、ジェンダーなど、世界には目に見える、あるいは目に見えない多くの境界があります。境界の存在は、向こう側を曇らせてしまうこともあれば、他方では自分の居場所を守るための拠りどころになることもあるでしょう。過去から現在まで、多くの作家がこうした境界の多様なあり方に着目し、作品を通してそれを浮かび上がらせようとしてきました。また、境界に立つ当事者としての自身のアイデンティティに向き合い、制作を続ける作家も少なくありません。
本展はこのような視点から、日常的な営みを起点に、絵画、版画、ドローイング、映像などそれぞれのメディアを用いた試みを重ね、他者との境界やアイデンティティについて思索を深める各作家の足跡を紹介します。さまざまな境界線のあわいに立ち、往還する作家たちの眼差しと手探りは、現在に生きる私たちの視野を豊かに広げてくれることでしょう。
会期 | 2023年10月14日(土)~2024年1月28日(日) |
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会場 | 埼玉県立近代美術館 Google Map |
住所 | 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 |
時間 |
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休館日 |
月曜日、12月25日(月)~2024年1月3日(水) ※ただし、2024年1月8日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大高生 800円(640円)
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TEL | 048-824-0111 |
URL | https://pref.spec.ed.jp/momas/ |
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「何かしら境界線に対峙している作家」というつながりから「早瀬龍江」「ジョン・メカス」「林芳史」「潘逸舟」の4名の作品を集めた展覧会。アートに説明を求めてしまう浅学の私には、やはり抽象は難しい。シュルレアリスムの早瀬氏の作品が一番見やすいと感じてしまう異常事態(笑) 考えず、感じるだけのスタンスでアートを楽しめるようになると良いのですが...。
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