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EXHIBITION

エリザベス ペイトン展

原美術館

  • 開催期間:2017年1月21日(土)〜2017年5月7日(日)
  • クリップ数:3 件
  • 感想・評価:1 件
エリザベス ペイトン展 原美術館-1
エリザベス ペイトン展 原美術館-2
エリザベス ペイトン展 原美術館-3
エリザベス ペイトン展 原美術館-4
エリザベス ペイトン展 原美術館-5
エリザベス ペイトン展 原美術館-1
エリザベス ペイトン展 原美術館-2
エリザベス ペイトン展 原美術館-3
エリザベス ペイトン展 原美術館-4
エリザベス ペイトン展 原美術館-5

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ニューヨークを拠点に制作をしているエリザベス ペイトンは、1993年にチェルシーホテルで展覧会を開き、話題となりました。1996年にはニルヴァーナのギターボーカル、カート コバーンの肖像画がFlash Artの表紙を飾り、そして翌年、リュック タイマンス、ジョン カーリンとともにニューヨーク近代美術館の「プロジェクト#60」展に参加。

彼女にとっての“美”や“憧れ”の存在を油彩や水彩で表した作品は、“新しい具象画”、“同時代の表現”と評され、世界各国の美術館、ギャラリーに展示・収集されてきました。しかしこれまで日本では、「エッセンシャル・ペインティング」展(国立国際美術館、2006年)等で数点紹介されるに留まっていました。本展は、ペイトンの新旧作品約40点を一度に見ることのできる待望の日本での大型個展となります。

■かけがえのない存在によせる愛おしさを描く
ペイトン作品のモデルとなってきたのはカート コバーンやデヴィッド ボウイ等、彼女の憧れのミュージシャン、ジョージア オキーフやフリーダ カーロなどのスターアーティスト、そして恋人、友人、愛犬など。「絵画というのは私にとって人びとを思い、ずっと一緒にいるためのもの」*1と本人が言うように、作品には彼女の私的な思いが軽やかで透き通った絵具に乗って美しく表れます。

ただ、その思いは移ろうものでもあります。それゆえ、ペイトンはモデルから距離をおき、雑誌の肖像写真や自身で撮影した写真を基に制作していました。はかない生の美に直接触れるのではなく、写真によって永遠にした美を、思いの高まりのままに描いていたのかもしれません。しかし2003年頃より、人々を目の前にして描くことが増えています。そうすることで人物とペイトン自身の間に時間的・空間的な関係性が生まれ、その親密さが作品に表れ、以前とはまた少し異なる魅力を湛えるようになりました。

■前衛から解き放たれた絵画
90年代半ばにペイトンがタイマンスやカーリン、ゲイリー ヒューム等とともに“新しい具象画”として歓迎された背景には、当時の美術を取り巻く状況がありました。常に新しさを求めていた20世紀美術において、虚構性が除かれ物体と化していった絵画は、「絵画の中に私たちの心を深く満たしてくれるものを失った」*2と考えられるようになりました。

絵画とは何か、誰のものか、何のためにあるのか――そのような問い直しの中でペイトンは、描きたいと思う美しいものを描く、という姿勢で絵画に新鮮な空気をもたらした新たな感性でした。

この世の中に美しいものが存在すると言葉に出すのは意義のあることだと思う
美しいものを求め、生きていくべき。人生と美。それをいかに人々のなかに見出すか
――エリザベス ペイトン *3

■世界はこんなにもキラキラしている
鮮烈なデビューから20年、現在も彼女のスタンスは変わることなく制作し続けています。その歳月は、我々の生きるこの世界のそこかしこに愛しいもの、美しいものが存在していることを証明しようとしているかのようです。

現実には目を覆いたくなるような悲惨な事件・事故、思考を停止したくなるような問題が山積していますが、それに屈せず、世界が自分の見知っているものより豊かであると信じ、身近な幸福に気付き、記憶に留め置こうとする努力の結晶――それがペイトンの絵画なのではないでしょうか。

*1『美術手帖』1998年11月号 pp.50
*2山脇一夫の選考所感、福住廉「絵画のゼロ年代―VOCA展選考所感の言説分析から」、『国立国際美術館ニュース』、大176号、p5、2010年2月
*3『美術手帖』1998年11月号 pp.50-51

(以上、原美術館提供資料より)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年1月21日(土)〜2017年5月7日(日)
会場原美術館Google Map
住所 東京都品川区北品川4-7-25
時間 11:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
  • ※水曜日のみ20:00まで開館(祝日を除く)
    (最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日 
(祝日にあたる3月20日は開館)、3月21日
観覧料 一般 1,100円
大高生 700円
小中生 500円
  • ※原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料
    ※20名以上の団体は1人100円引
TEL03-3445-0651
URLhttp://www.haramuseum.or.jp/

原美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価REVIEWS

小品中心なのでお早目に!

3

ほぼ全作品、小さな作品のため、混雑が予想される会期終盤になる前の鑑賞をオススメします。ペインターの現存作家の展覧会は意外にも珍しいかと思います。絵画が好きな方には推薦できる展覧会です。原美術館が初めての方には2階の奈良美智作品と宮島達男作品も是非!

BY ああああさ

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