5.0
江戸から令和までの多彩な金彩作品
江戸から令和まで幅広い年代の金彩作品展覧会
表現技法も多彩で様々なスケールの作品をみることができます。
良かった作品
「沈金猫文 けはひ 飾筥」前大峰
小判型の漆工の蓋にふさふさとした毛並みの猫が沈金で表現された作品。何かの気配を感じた猫の表情、全体の動きを匠に表していて猫への深い愛を感じます。
「沈金平棗 菊しずく」前史雄
漆工の黒い棗に輝く金の菊が眩しい作品。
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金は装飾のためにさまざまな形に加工され、工芸において金彩として用いられてきました。金沢で盛んに製造されている金箔も、金彩の素材のひとつです。本展覧会は、近代に入って大きく発展を遂げた金沢の金箔製造について紹介するとともに、工芸を唯一無二の作品に仕上げてくれる金彩の魔力を感じていただくものです。燦々とした光を受けて輝くばかりでなく、闇のなか、あるかなきかの明かりを映す金のゆらめき、陰翳のなかの金彩の魅力をご堪能ください。
第一部「金箔と金沢」では、金沢での金箔製造がどのように始まり、発展していったかをたどりながら、現在では金沢でしか行われていない製箔、なかでも縁付(えんつけ)金箔と、それを用いた工芸を紹介します。縁付金箔は、伝統的な工法と熟練の手わざによって製造され、2020年にはユネスコ無形文化遺産に登録(伝統金箔・縁付)されています。
第二部「工芸と金彩」では、うるし、染織、やきものなどの工芸にみられる金彩の多種多様な形態を紹介します。穏やかな輝きの金泥(きんでい)、するどく光る平文(ひょうもん)、燦々とふりそそぐ砂子、光を織り込む金糸。金彩と素材との組み合わせや、作家のわざと表現をお楽しみください。
会期 | 2023年4月23日(日)~2023年5月28日(日) |
---|---|
会場 |
石川県立美術館
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展示室 | 第7展示室、第8展示室、第9展示室 |
住所 | 石川県金沢市出羽町2-1 |
時間 | 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
会期中無休 展示替え期間、年末年始 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学生 800円(600円) 高校生以下 無料 65歳以上 800円(800円)
|
TEL | 076-231-7580 |
URL | http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/ |
割引券 | https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/guide/discount/ |
5.0
江戸から令和まで幅広い年代の金彩作品展覧会
表現技法も多彩で様々なスケールの作品をみることができます。
良かった作品
「沈金猫文 けはひ 飾筥」前大峰
小判型の漆工の蓋にふさふさとした毛並みの猫が沈金で表現された作品。何かの気配を感じた猫の表情、全体の動きを匠に表していて猫への深い愛を感じます。
「沈金平棗 菊しずく」前史雄
漆工の黒い棗に輝く金の菊が眩しい作品。
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