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マグリットの写真作品があるって知ってました?
「プレイプレイアート」展は、チラシでは、7/23までになっていますが、8/3に延長されています。
展示内容は
小谷元彦の『Surf Angel 』以外はコレクション作品なので、この美術館を知るには、ちょうどいいと思いました。
というのも、初めてのワタリウム美術館でしたので。
すべて現代アートって楽しめるのか心配でしたが、ウォーホル、オノヨーコなどもあって良かったです。
1日に3回、解説と実演があるらしいのですが、それに参加できたらもっと良かったかも。
そんな中、珍しい作品を発見!
マグリットの写真作品です。
マグリットといえば、シュルレアリスムの画家でユニークな絵が有名ですが、写真も撮っていたとは!
『たくらみのない情景』
16枚の白黒写真で、彼が亡くなったあとに見つかったそうです。
マグリットが描く絵と同じ独特な構図で、人や風景が写っていました。
もう、これを見られただけで行って良かったです!
展示は2~4階でしたが、1階と地下はグッズや書籍販売にカフェもやっていて、とにかくゴチャゴチャですが、嫌いじゃないです。
それなのに、さらに個展がありました。
保良 雄(やすら たけし)
「種子だけに趣旨が」展です。
保良さんは
東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で開催された、リボーンアート・フェスティバル(Reborn-Art Festival)に参加されたアーティスト。
作品は石巻で採取した種子などを使ったものでした。
ご本人だったのかな?
「美術館前の道を挟んで、向かい側の空き地も見ていってください。」と、声をかけられました。
そこは、美術館前の横断歩道を渡って、すぐでした。
手前に朝顔?奥にも、わからない植物が青々と繁っていて、少し赤くなったトマトが見えました。
被災地、石巻の種が東京で育っているのを見て、震災を思い出したり、植物の生命力を感じたり、感情が動かされました。
こちらは、7/25までなのかな?終わったらどうなるのかも気になります。
初めてのワタリウム美術館、いろいろ楽しめました。