4.0
有意義でした
時代順に展示されていて、アーティストたちの思想や葛藤が伝わってきました。また愛知とのつながりも知る良い機会となって有意義でした。
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名古屋市美術館では、コレクション(収蔵品)から選んだ約100点の作品を通して、日本および世界の20世紀という時代とその美術を再検証する特別展を開催します。
2023年4月に名古屋市美術館は開館35周年を迎えます。8,000点を超えるまでに成長したコレクションは、「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代の美術」「郷土の美術」という4つの収集方針ごとに常設展示室で紹介していますが、本展ではその垣根を取り払い、全出品作品を年代順に紹介します。
20世紀の美術は、過去に経験したことがないほどの劇的な様式の変化を体験しました。個々の美術作品がもつ時代を超えた普遍性と、制作された時代の社会状況を色濃く映し出す特殊性という二つの側面を、普段とは異なる展示手法によって引き出します。
会期 | 2023年4月15日(土)~2023年6月4日(日) |
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会場 | 名古屋市美術館 Google Map |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄2-17-25 (芸術と科学の杜・白川公園内) |
時間 |
9:30~17:00
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休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 800円(600円) 高大生 600円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 052-212-0001 |
URL | https://art-museum.city.nagoya.jp/ |
4.0
時代順に展示されていて、アーティストたちの思想や葛藤が伝わってきました。また愛知とのつながりも知る良い機会となって有意義でした。
4.0
今回は10年ごとに区切られてあり、国内外の作品が同じ時代に発表されていることが驚きでした。また、写真の展示もあり当時の社会情勢を知ることが出来良かったです。
他にも東山動物園の猛獣画廊壁画の修復の様子が解る展示もありそちらも時代を反映していて勉強になりました。
4.0
20世紀という100年間を10年ごとに区切った展覧会構成。
作品は世界、日本を問わず絵画作品が多めだが彫刻、写真なども含まれている。
時代背景が作家、作品に与えた影響は大きいことが理解できる。
時代ごとに丁寧な年表が作られていて好感が持てた。
5.0
名古屋市美術館を訪れたのは3年ぶり。岸田劉生展以来です。アフターコロナの世となって初めての美術館なので、一点一点丁寧に、心に焼き付けながら鑑賞しました。会場では一番最初に横山大観の「日」と「月」が、美術館の黎明期を表すが如く、やわらかな光を放っていました。市美術館の象徴でもあるエコール・ド・パリのモディリアーニ、キスリングの作品の目力や、藤田嗣治の乳白色に魅了されつつ、時代背景も思い描きながら進みます。1940年代の、戦火の熱さを感じた後は、河原温のTodayでクールダウン。一度で様々な感触が味わえるのも、名古屋市美術館の魅力だと思います。そして最後には、壮大で最大のパワー溢れる作品が。草間彌生さんのピンク·ボートは、増殖する細胞が音をたてて迫ってくるようでした。「コレクションの20世紀」は、常設展も必見です。土の匂いがするメキシコ·ルネサンスのパワフルな叫びを体感し、余韻も楽しみながら美術館を後にするのが、名古屋市美術館鑑賞の醍醐味です。今回は企画展と常設展の両方で、北川民次作品を堪能出来たのも嬉しかったです。これからまた、美術館鑑賞で心を潤したいです。ありがとうございました。
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