new born 荒井良二
いつもしらないところへ たびするきぶんだった

横須賀美術館

  • 開催期間:2023年7月1日(土)~2023年9月3日(日)
  • クリップ数:18 件
  • 感想・評価:3 件
new born 荒井良二 いつもしらないところへ たびするきぶんだった 横須賀美術館-1
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新作 《 new born 旅する名前のない家たちを ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ 湧く水を汲み出す 》 制作風景
新作《流れ星スパーク奏でよギター》2022年、個人蔵
『あさになったのでまどをあけますよ』原画 2011年、個人蔵
Photo: Kohei Shikama 写真:志鎌康平
new born 荒井良二 いつもしらないところへ たびするきぶんだった 横須賀美術館-1
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new born 荒井良二 いつもしらないところへ たびするきぶんだった 横須賀美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2005年に児童文学のノーベル賞と称されるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人として初めて受賞し、「斬新、大胆、気まぐれ、全く独自の発光力を持つ画家」と世界的な評価を受けた荒井良二さん(1956-)は、絵本作家であり、同時に、イラストレーション、絵画、音楽、舞台美術と、幅広く活動を展開するアーティストです。

絵本やイラスト、音楽など、様々なジャンルの壁を超越して飛び込んだ先の、
ルールも分からない「知らないところ」で、それでも自分なりの仕事をする。


こうした荒井さんの創作に向かう姿勢は、チャレンジングで、かつ困難や制約をも楽しむような、まさしく旅をする時の前向きな気持ちに溢れたものです。

「new born いつもしらないところへ たびするきぶんだった」と題した本展では、旅をするような気分で日々あらたに作品を生み出してきた荒井さんの創作活動を、新作や過去作を織り交ぜて紹介します。展覧会で出会うのは、大きな絵画や絵本原画、イラストレーション、そして新作となる立体作品や小さなガラクタたち。これらは、絵を描くのが好きという、荒井さんの創作の根底にある気持ちを物語っています。荒井さんは、これまでどんなところを旅して、次はどこへ出かけていくのか。ここからまた新しい荒井良二さんが誕生=new born する展覧会を、一緒に体感しましょう。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年7月1日(土)~2023年9月3日(日)
会場 横須賀美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間 10:00~18:00
休館日 7月3日(月)、8月7日(月)
観覧料 一般 1,300円(1,040円)
高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)
中学生以下 無料
  • ※所蔵品展、谷内六郎館も観覧できます
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名は無料
TEL046-845-1211
URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/

横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横須賀美術館 横須賀美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

旅人・荒井良二

一般的な絵画展とは全く異なり、全身で荒井良二ワールドを体感できました。まるでワークショップに参加したような、そんな感じで心から楽しめました。
荒井さんは日常を丁寧に旅しているんだなと思った次第です。初期の広告関係のポスター等も惹き込まれました。ますますファンになりました!
荒井さんセレクトの谷内六郎作品も良かったです。お二人に通じるものも感じました。作品一つひとつに添えられた荒井さん自筆のコメントも最高でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
すずさん、シンディさん

5.0

時間を忘れました

観賞チケットプレゼントに当選し、大好きな横須賀美術館へ。
絵本作家の荒井良二さんの展覧会、行く前からワクワクです。

エントランスから荒井良二さんの世界が始まっています。
通常の展覧会でしたら心に焼き付けるのですが、写真撮影可能だったので、つい何枚も撮ってしまいました。
どの作品も夢があり、童心に帰ることができます。
勝手に「ウォーリーを探せ」みたいだな、と思いながら楽しめる作品もあり、細部までじっくり観るのがオススメです。
お子さんも、絵本を手に楽しそうでした。

私も時間を忘れて見入ってしまいました。

夏休み中でしたが、平日ということもあり混雑もなく鑑賞できました。
屋上広場から眺める海もステキです。
9/3までなので、観光がてら鑑賞してみてはいかがでしょうか。

素敵なプレゼント、ありがとうございました。

THANKS!をクリックしたユーザー
suikasukiさん、micco3216さん、シンディさん

4.0

オーシャンビューな横須賀美術館で荒井良二を堪能

横須賀美術館
目の前は東京湾
そこを行き交う数々の船を望む
ガラス張りの建造物。
図書館、レストランを併設し
常設の谷内六郎美術館を併せ持ち
近現代美術の絵画と彫刻を展示する人気の美術館だ。

2023年7月1日(土)〜9月3日(日)まで開催

new born 荒井良二
いつもしらないところへ たびするきぶんだった

こちらを鑑賞してきました。
人気の絵本作家の展覧会ということで
会期前半に行ってきました。

会場は撮影可能。

エントランスから荒井良二の世界が広がっています。

第1展示室
「ぼくはこんな絵本を作ってきたんだ」
絵本の展示
絵本の原画
原画は選りすぐりの作品を展示
絵本は手に取って読むことができる
もう、それだけで
その世界観にぐっと引き込まれる。

第2展示室
「山形ビエンナーレ」の展示
「絵本原画のセレクト」展示
普段、展覧会では
自分でテーマ曲を決めて
音楽を聴きながら鑑賞することが多いのだけど
こちらの展示は「野村誠」さんの
サウンドが、、、、!
立体物の展示は
細部までしっかり見て回ると面白い発見が!

作業中の作業台という展示があり
作者の息遣いが聞こえてくるような錯覚に。。。

第3展示室
展示室全体がひとつの作品
物語を持った絵本の世界

小さな家のひとつひとつを覗きながら
巡回していくと、、、
作品にぶつかりそうになるくらい
温かみのあるその作風を十分に堪能できるはず。

もう少し見てみたい
もう1周してみようって
観終わってそう、思うのです。

しかし忘れてはならないのは
谷内六郎展
こちらは荒井良二さんセレクトの展示になっています。

ひとつひとつに
彼のコメントが書いてあるのですが
それもまた興味深い。
こんな視点でこの作品を選んだのねと
共感したり、そうでもなかったり。

美術館併設のレストランで食事をした後
もう一度見直しに行くのもいいかも。
レストランは事前予約がオススメ
ミュージアムショップのチェックもお忘れなく。

普段、展覧会へ足を運ばない人にもお勧めしたい。
子供といけば
子供目線で何を感じるのか、それもまた
面白い発見がありそう。

THANKS!をクリックしたユーザー
すずさん、シンディさん、morinousagisanさん、micco3216さん

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出展作品・関連画像IMAGES

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Photo: Kohei Shikama 写真:志鎌康平

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