5.0
お土産物屋に並ぶ中にもアートはある
中南米というと、マヤ・アステカ遺跡のものがメインになりがちだけど、それ以降の民衆芸術に視点を向けた展覧会。文化ごとの違いなどもほんの一部だけど知ることができた。お土産物屋で普通に売られているものの中にも政治的な背景があったりなど、アートによる主張も感じることができた。イベントの塗り絵もなかなかに楽しかった。
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あふれる色とはじける形、ラテンアメリカの民衆芸術の展覧会です。ラテンアメリカでは、民衆のつくる洗練された手工芸品を民衆芸術(スペイン語でArte Popular=アルテ・ポプラル)とよびます。
北はメキシコから南はアルゼンチンまで、古代文明の遺物から現代のアート・コレクティブの作品まで、国立民族学博物館が所蔵する作品を中心に約400点のいろいろな民衆芸術作品を展示します。
特別展では、なぜラテンアメリカの民衆芸術はこれほど多様なのかという問いを掘り下げます。先コロンブス時代以来の文化混淆(こんこう)の歴史、芸術として洗練されていった過程、そして現代の制作者の批判精神の3点に焦点をあて、その答えを探します。
文化の多様性をはぐくむためには何が大切か。ラテンアメリカのさまざまな民衆芸術に触れながら考えてみましょう。
会期 | 2023年3月9日(木)~2023年5月30日(火) |
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会場 |
国立民族学博物館
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展示室 | 特別展示館 |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
水曜日 5月8日(月) ※ただし、5月3日(水・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 880円(600円) 大学生 450円(250円) 高校生以下 無料
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TEL | 06-6876-2151 (代表) |
URL | https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/37894 |
5.0
中南米というと、マヤ・アステカ遺跡のものがメインになりがちだけど、それ以降の民衆芸術に視点を向けた展覧会。文化ごとの違いなどもほんの一部だけど知ることができた。お土産物屋で普通に売られているものの中にも政治的な背景があったりなど、アートによる主張も感じることができた。イベントの塗り絵もなかなかに楽しかった。
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