この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸から明治期の日本においては、金工、漆芸、彫刻といった手工芸の分野が技法的にも芸術的にも頂点に達した時代といわれています。
戦のない泰平の江戸時代に大名や町人らが身の回りの調度品や刀装具などに趣向を凝らすようになったことで、多様で豪華な細工を施す職人たちが表れ、技術が発展していったのです。度重なる奢侈禁止令を潜り抜け、写実表現を取り入れた精緻なもの、更には原寸よりずっと小さく作られたミニチュア工芸といったものも制作され、人々の目を楽しませました。
本展では、清水三年坂美術館の所蔵品の中でもひときわ細密で精緻な作品の数々を展覧します。刀装具、印籠、根付やミニチュア作品など、極小の世界に施された超細密な技の数々をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年6月10日(土)~2023年9月3日(日) |
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会場 |
清水三年坂美術館
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住所 | 京都府京都市東山区清水寺門前産寧坂北入三丁目337-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 火曜日 ※月・火曜日ともに祝日は開館 展示替期間ほか、都合により臨時休館する場合があります。 |
観覧料 | 一般 1,000円 大・高・中学生 600円 小学生 300円
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TEL | 075-532-4270 |
URL | https://sannenzaka-museum.co.jp/ |
清水三年坂美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

《仙人図鐔蒔絵印籠》 無銘 8.7×7.1×2.9 cm 木村羊一

《林檎》 杉野光晴 5.0×5.4×6.0 cm 木村羊一

《恵比寿根付》 森田藻己 4.4×3.7×2.5 cm 木村羊一

《茄子鉈豆前金具・蟻図裏座》 加納夏雄 幅 3.4 / 3.6 cm 木村羊一