この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903-1975)。一心不乱に板木に向かう棟方の姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方の形成に大きな影響を与えました。
棟方の生誕120年を記念し、各地域の美術館(富山県美術館、青森県立美術館、東京国立近代美術館)が協力して開催する本展では、棟方と各地域の関わりを軸に、板画、倭画、油彩画といった様々な領域を横断しながら、本の装丁や挿絵、包装紙などのデザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた棟方の多岐にわたる活動を紹介し、棟方志功とはいかなる芸術家であったのかを再考します。
掌サイズの絵葉書から、公共の建築空間の大壁画まで、「板画」の可能性を広げ、様々なメディアを通じて「世界のムナカタ」が社会現象になるまでの道程―「メイキング・オブ・ムナカタ」を辿る大回顧展です。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年7月29日(土)~2023年9月24日(日) |
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会場 |
青森県立美術館
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住所 | 青森県青森市安田字近野185 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 | 8月14日、8月28日、9月11日(第2、第4月曜) |
観覧料 | 一般 1,800円(1,700円) 高大生 1,300円(1,100円) 小中生以下 無料
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TEL | 017-783-3000 |
URL | https://www.aomori-museum.jp/schedule/11835/ |
青森県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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出展作品・関連画像IMAGES

飛神の柵 1968年 棟方志功記念館

ハドソン河自板像の柵 1959年 棟方志功記念館

青森地方裁判所勤務時ポートレート(18歳頃)1921年 青森県立美術館

立山連峰を望む海岸風景 1950年頃 NHK富山放送局(南砺市立福光美術館寄託)

門舞男女神人頌 木花之佐久夜妃 1941年 個人蔵

星座の花嫁 貴女行路 1928-30年 南砺市立福光美術館

棟方志功ポートレート 撮影:原田忠茂

大和し美し「倭建命の柵」1936年 日本民藝館

ねぶた笛を吹く棟方 撮影:飯窪敏彦