冬の輝き ―美人画と押絵羽子板―

鎌倉市鏑木清方記念美術館

  • 開催期間:2022年12月2日(金)~2023年1月9日(月・祝)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:2 件
冬の輝き ―美人画と押絵羽子板― 鎌倉市鏑木清方記念美術館-1
《春を待つ》『文藝倶樂部』木版口絵 明治37年(1904) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵
冬の輝き ―美人画と押絵羽子板― 鎌倉市鏑木清方記念美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

鏑木清方は随筆で「冬をさう厭はしく思ふことはなかった。第一好きな雪が降る。」(『鏑木清方文集四 春夏秋冬』)とつづり、落ち葉焚きや小雪の舞う墨田川など凛とした冬の美しさを好んで描きました。

また、年の暮れから新年の賑わう街と人々の様子にも趣を感じ、古きよき新春の風景も作品や口絵に描きました。

本展覧会では、冬景色に取材した作品とともに、名押絵師・永井周山が清方作品を意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ケ月」を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年12月2日(金)~2023年1月9日(月・祝)
会場 鎌倉市鏑木清方記念美術館 Google Map
住所 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
時間 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
12月29日(木)~1月3日(火)
※ただし、1月9日(月・祝)は開館
観覧料 一般 300円(210円)
小・中学生 150円(100円)
  • ※( )内は20人以上の団体料金
    ※団体で来館希望の場合は事前に美術館までご連絡ください
TEL0467-23-6405
URLhttp://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html

鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

鎌倉市鏑木清方記念美術館 鎌倉市鏑木清方記念美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 新春福引
1/4(水)~9(月・祝)
ご来館の方を対象にミュージアムグッズが当たる福引きを実施します!

◆ 鎌倉・葉山 近代日本画家の旧居跡めぐり
1/5(木)~2/26(日)
建築家・吉田五十八(よしだ いそや)により設計された画室を愛した清方と山口蓬春。ふたつの記念美術館が連携企画を開催します!

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

お正月ですね。

企画展変わる度に毎回訪れております。
今回は「明治風俗十二ヶ月」を羽子板にしたものをずらっと展示で豪華でした。
その他にも双六とかお正月にちなんだもの多し。
門下生2人の作品がありましたが、私は山川秀峰「春駒」の女子の顔の雰囲気に清方リスペクトを感じ、他の作品も観てみたい♡と思いました。
あと、例の引き出しコーナーにあった、うさぎのかわいい風呂敷に悩殺されました。何故売店にないのか不思議な位。あったらほしい♡ うさぎを斜め後ろのおしり側から描くなんて・・・可愛すぎる・・・。
最後にあった「白梅」というスケッチ的な絵もいい感じで、縁起も良し。
大佛次郎の雑誌の表紙に絵を提供していたようで、引き出しコーナーに雑誌がありました。交友関係があったと解説にはありましたが、そこらへんをもっと知りたいですね。興味深かったです。

入館の時に「お正月なので」とのことで福引をしていて、絵葉書が当たりちゃっかり頂きました。ありがとうございました。

さらに、1/5から2/26まで「近代日本画家の旧居跡めぐり 鏑木清方×山口蓬春」というイベント(?企画?)を行っていて、該当のチラシを掲示すると各館で割引があり、さらにクイズに答えるとオリジナルグッズ(先着順)がもらえるということでございます。
こちらもちゃっかり頂きました。「えっ、いいんですか?!」と口走った位な感じの内容でしたので、是非じゃんじゃんご参加頂きたいと思います。内容は各館の都合で変わるかもしれないので書きませんが、嬉しくてにやけながら帰りました。
各記念館のスタッフの皆様、ありがとうございました。
次回の展示も楽しみにしております。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

恒例の押し絵羽子板展示と古き良き新春の風景

清方画、明治風俗十二ヶ月パネル展示に同作品をモチーフにした押し絵羽子板12点が並ぶ圧巻の展示です。季節溢れる年末、年始に取材した作品も多数展示。総展示数64点、内初公開作品4点、特に清方門下の榎本千花俊作の2曲一双屏風作品は必見です。この季節是非とも観ておきたい、木版、石版、オフセットの口絵が27点も展示されているのも嬉しい、日本画作品とはまた違う浮世絵系出身の清方のプロフェッショナルな仕事が看取出来る作品群は必見です。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、他1人
  • 2
  • BY TK

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《春を待つ》『文藝倶樂部』木版口絵 明治37年(1904) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵

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