この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
人里離れた山間の奈良・水間(みま)町に住まいを兼ねたアトリエと窯を自らの手で造り、自然に溶け合うように暮らす陶芸家、辻󠄀村史朗(1947~奈良県生まれ)。型にとらわれず、とことん自己と向き合い、心赴くままに生みだされた作品は、エネルギーに満ち溢れ、国内外で高く評価されています。
洋画家を志して上京した10代後半、絵に没頭する日々の中で自己を追求したいという思いが募り、禅門を叩きます。修行の日々を過ごした辻󠄀村は、「人間の内なるものから発する何かと、ものを造ることから生じる何か、この二つの何かが自分の生きるうえでの指針となった」と振り返ります。
そして20代のはじめ、日本民藝館で名も無きひとつの大井戸茶碗に感動したことがきっかけで、師匠を持たず作陶の道に進み、今日まで精力的に土をいじり、日々思うがままの創作を続けています。
本展は、作陶を始めた初期から現在に至る作品を網羅する自選回顧展です。作陶の原点となっている茶わん、壺や花器を中心に、書や絵画など約150点により、多才な辻󠄀村史朗の世界を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年5月13日(金)~2022年6月19日(日) |
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会場 |
美術館「えき」KYOTO
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住所 | 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 |
時間 |
10:00~19:30
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休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高・大学生 800円(600円) 小・中学生 600円(400円)
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TEL | 075(352)1111(大代表) |
URL | https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2205.html |
美術館「えき」KYOTOの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

伊賀大壺 2003年 撮影:OMOTE Nobutada

伊賀大丸壺(部分)2014年 撮影:Yuna Yagi

伊賀茶盌 1997年 撮影:OMOTE Nobutada

伊賀破壺(部分) 1982年 撮影:OMOTE Nobutada

伊賀面取花入 2010年 撮影:OMOTE Nobutada

志野茶盌 2021年 撮影:OMOTE Nobutada

撮影:Yuna Yagi
