この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
彦坂敏昭は、人が他者や事物をわかる(わかり合う)状況に強い関心と疑問を持ち、「拾う」「描く」「歩く」などの異なるアプローチから、他者や事物との協働や対話に取り組んできました。
近年は、ジャガイモに似た石を継続的に拾い集める行為が、他者との関わりから遊びへと広がっていくことに着目した「ジャガイモ石」プロジェクトや、過去のドローイング作品「波のスケッチの新聞」へ子どもが落書きをしたことをきっかけにはじまった、もとの作品コンセプトの上書きを他者にひらくプロジェクトなどを手がけています。
本展では、すれ違いながらも重ねられた他者や事物との協働や対話を展示空間でひらくことで、鑑賞者との間に繋がりの磁場を発生させることでしょう。
◆ 彦坂敏昭(ひこさか としあき)
1983年愛知県生まれ。京都市在住。現在、京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程(彫刻領域)在籍中。2015年には、ポーラ美術振興財団在外研修員としてイギリスとアイスランドに滞在。近年の主な展覧会に「MAIX(Malaysia Artist's Intension Experiment)報告展(TEMPATBIBAH、クアラルンプール、2019年)、「To Look at the Fire」(Daiwa Fundation、ロンドン、2017年)がある。また、アーティストコレクティブ〈木曽路〉を鬣恒太郎と前谷開と共に主宰。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年5月31日(火)~2022年9月25日(日) |
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会場 | 京都市京セラ美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
時間 | 10:00~18:00 |
休館日 |
月曜日 ※祝日の場合は開館 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 075-771-4334 |
URL | https://kyotocity-kyocera.museum/ |
京都市京セラ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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