この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
細見美術館では尾形光琳没後300年、神坂雪佳生誕150年を記念し、琳派展の18弾として「琳派展18 京の琳派―美を愉しむ―」が開催されます。
江戸初期の京で光悦・宗達が行ったのは、平安の美意識を新たな視点で創作する試み。料紙装飾や物語絵などにみる古典美に新風をもたらしました。
江戸中期の光琳・乾山は、衣・食・住に彩りを添える意匠を次々と提案、雅やかな京のデザインを広く普及させるきっかけを作り、江戸でも活動しました。
江戸後期の中村芳中は、宗達・光琳の自由な気風に触発され、「たらし込み」を看板に光琳風の画家として活躍、親しみやすい琳派を作り出しました。
さらに近代には、雪佳が工芸図案家として活躍、光悦村に理想を重ね、古典を盛り込んだ温かみのあるデザインを提唱しました。
京の琳派は、生活空間を豊かに彩る身近な美として親しまれてきたため、絵画や工芸といった領域を超え、さまざまなジャンルに応用され、愛され続けています。
本展では、京都で受け継がれた琳派の流れを細見コレクションで紹介し、京の琳派の特徴として「美を愉しむ」姿を読み取っていきます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年9月10日(土)~2016年11月6日(日) |
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会場 | 細見美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合、翌火曜日 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,100円) 学生 1,000円(900円)
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TEL | 075-752-5555 |
URL | http://www.emuseum.or.jp/index.html |
割引券 | http://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex049/img/present.pdf |
細見美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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