4.0
表現の根源を見る
描く、作るエネルギーを純粋に感じたような気がします。
観客を無視するわけでもなく媚びるわけでもない作品が、目の前に厳然と存在する状況に直面させられました。
作ることは生きること、生活することで、食べたり寝たりすることと同じ程度に命の流れの中に存在することがあり得る事を知れたのは大きな収穫です。
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本展で紹介する人たちのほとんどは、プロのアーティストではありません。誰かに評価されることなど望まず、独自の方法論で制作する彼らの作品からは、「生みだすことと生きること」を接続させていくことの大切さを感じ取れるはずです。
ヴェネチア・ビエンナーレでも紹介された澤田真一、百鬼夜行的イメージを描く鵜飼結一朗、空想の本やDVDのジャケットをデザインする上土橋勇樹、記憶に基づきたおやかなイメージを紡ぎ出す澤井玲衣子など、全17作家。
◆ 出品作家
井村ももか、鵜飼結一朗、岡﨑莉望、小笹逸男、上土橋勇樹、喜舍場盛也、古久保憲満、小松和子、澤井玲衣子、澤田真一、アルトゥル・ジミェフスキ、冨山健二、中原浩大、福村惣太夫、藤岡祐機、山崎孝、吉川敏明
【アートアジェンダニュース|内覧会レポート】
造形化された“衝動的な生命の過程”
―「アール・ブリュット」とは何か?―
会期 | 2022年1月22日(土)~2022年3月27日(日) |
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会場 |
滋賀県立美術館
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住所 | 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 3月22日(火) ※ただし、3月21日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 高・大生 900円(700円) 小・中生 700円(500円)
|
TEL | 077-543-2111 |
URL | https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/1634/ |
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描く、作るエネルギーを純粋に感じたような気がします。
観客を無視するわけでもなく媚びるわけでもない作品が、目の前に厳然と存在する状況に直面させられました。
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鵜飼結一朗《妖怪》2021年、やまなみ工房
© Yuichiro Ukai / Atelier Yamanami Courtesy Yukiko Koide Presents
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Courtesy the artist, Galerie Peter Kilchmann, Zurich, and Foksal Gallery Foundation, Warsaw