5.0
人も物も、ふくよかな魔法にかかれば愛おしくなる。
ひとりでリフレッシュをしたくて、偶然やっていた「ボテロ展」を訪れました。
人も、物も、全てが丸みを帯びていて、だからこそ、かわいらしさや愛らしさがある。
じっくり鑑賞しているうちに、仕事で疲れた気持ちが、少しずつ癒えていました。
曲線は、見ている人を穏やかな気持ちにさせるのかな?なんて、ふと思ってしまいました。
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南米コロンビア生まれの芸術家フェルナンド・ボテロ(1932-)。1950年代後半から注目を浴び始め、今日では現代を代表する美術家の一人に数えられています。
彼の手にかかると、楽器や果物、動物、さらにはあのモナ・リザさえもが、丸くふくよかな姿となって現れます。ボテロ作品のふくらみが持つ形の豊かさは、「観る者を突き動かすような官能を伝える」というボテロの言葉通り、ユーモアやアイロニーなどさまざまな要素を絡めつつ、生の喜びを湧き上がらせてくれるような魅力を持っています。
一度見たら忘れられなくなるボテロ・スタイル誕生のきっかけは、ボテロ24歳のとき。ある日、マンドリンを描こうとしたボテロは、楽器の音響孔を、実際よりも小さく、黒い点のように描き入れました。すると、その小さな孔との対比によって、マンドリンの丸いボリューム感がより際立って表れてくるのに気づきました。ボテロは、この不意に生まれた造形の豊かさに芸術的な美を見出したのです。
ボテロの作品は、各地の美術館で世界中の人々を魅了し続けています。日本で26年ぶりとなる本展は、今年で90歳を迎えたボテロ本人監修のもと、初期から近年まで、世界初公開作品を含む油彩・水彩・素描70点を紹介します。ふくらみの中に託したボテロの魔法を、ぜひ目の当たりにしてください。
会期 | 2022年7月16日(土)~2022年9月25日(日) |
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会場 | 名古屋市美術館 Google Map |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄2-17-25 (芸術と科学の杜・白川公園内) |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 7月19日(火)、9月20日(火) ※ただし、7月18日、8月15日、9月19日は開館 |
観覧料 | 一般 1,800円(1,600円) 高大生 1,000円(800円) 中学生以下 無料
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TEL | 052-212-0001 |
URL | https://www.ctv.co.jp/botero/ |
5.0
ひとりでリフレッシュをしたくて、偶然やっていた「ボテロ展」を訪れました。
人も、物も、全てが丸みを帯びていて、だからこそ、かわいらしさや愛らしさがある。
じっくり鑑賞しているうちに、仕事で疲れた気持ちが、少しずつ癒えていました。
曲線は、見ている人を穏やかな気持ちにさせるのかな?なんて、ふと思ってしまいました。
5.0
久しぶりの絵画展でした。ボテロの丸み、ふくよかな絵をたくさん見ることが出来て嬉しかったです。色合いも明るくて好きな感じでした(//∇//)
4.0
ふくよかという言葉がぴったりな、柔らかい曲線の人物画が可愛らしかったです。もこもこ感が伝わるドレスの描き方ややスケッチ画の花柄、赤青黄の花の細かい描写も素敵でした。会場に置かれたミニクイズを小学生の子供も楽しみ、高校生の子供も気に入った絵に見入っていました。モナリザの横顔のマグネットがあったら嬉しかったですが、素敵なコースターが購入出来良かったです。
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