レオナルド×ミケランジェロ展

三菱一号館美術館

  • 開催期間:2017年6月17日(土)~2017年9月24日(日)
  • クリップ数:36 件
  • 感想・評価:9 件
レオナルド×ミケランジェロ展 三菱一号館美術館-1
レオナルド×ミケランジェロ展 三菱一号館美術館-2
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レオナルド・ダ・ヴィンチ《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》1483-85年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale
ミケランジェロ・ブオナローティ《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》1530年頃、カーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
フランチェスコ・ブリーナ(帰属)《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》1575年頃、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《レダと白鳥》1505-10年頃、ウフィツィ美術館
© Firenze, Gallerie degli Uffizi, Gabinetto fotografico delle Gallerie degli Uffizi
ミケランジェロ・ブオナローティ《背を向けた男性裸体像》1504-05年、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
ミケランジェロ・ブオナローティ《河神》1525年頃、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
ミケランジェロ・ブオナローティ《イサクの犠牲》1535年頃、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
レオナルド・ダ・ヴィンチ《髭のある男性頭部(チェーザレ・ボルジャ?)》1502年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale
レオナルド・ダ・ヴィンチ《大鎌を装備した戦車の二つの案》1485年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale
レオナルド・ダ・ヴィンチあるいはチェーザレ・ダ・セスト《老人の頭部》1510年頃/1515年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale
レオナルド×ミケランジェロ展 三菱一号館美術館-1
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レオナルド×ミケランジェロ展 三菱一号館美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。

10代から頭角を現し「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。

本展は、芸術家の力量を示す上で最も重要とされ、全ての創造の源である素描(ディゼーニョ)に秀でた2人を対比する日本初の展覧会です。

素描のほかに油彩画、手稿、書簡など、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティ所蔵品を中心におよそ65点(うち日本初公開作品約30点)が一堂に会します。

イタリアが生んだ2人の天才の「最も美しい」とされる素描、レオナルド作《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》を間近で見比べる貴重な機会となります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年6月17日(土)~2017年9月24日(日)
設備入替および建物メンテナンスのため、2023年4月10日から2024年秋まで全館長期休館中
会場 三菱一号館美術館 Google Map
住所 東京都千代田区丸の内2-6-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※祝日・振替休日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで(最終入場時間19:30)
    ※臨時の時間変更の場合あり
休館日 月曜日 
※但し、祝日・振替休日の場合は開館
観覧料 未定
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://mimt.jp/

三菱一号館美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三菱一号館美術館 三菱一号館美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

偉大な天才ふたりが大切にしたもの

弟子に残された「とにかく素描しなさい」の言葉通り、二人がどれだけ真摯に芸術と向き合っていたか(楽しんでいたか)が、すごく伝わる展覧会でした。
少女の眼差しとレダの横顔、本当に美しかったです。
ダヴィンチの手稿も必見です。発明から月の研究まで内容は多岐に渡っていて、びっしりと書き込まれています。どういう頭脳をしているんだ、寝る時間はあったのかと、びっくりしました。
素描というと地味な印象でしたが、そこはこの天才二人。最後まで夢中になって観てしまいました。

4.0

二人のコメントが楽しい

作品全体でいうとデッサンなど比較的小さいものがほとんどで、以前パナソニックで見たもののほうが充実している気はしたが展示の仕方が効果的で楽しめました
壁に展示された二人の個性をしのばれるコメントがおもしろかったです
最後にあるミケランジェロの彫像は圧巻でした

4.0

様々な角度から二人の対比が楽しめました

序章 レオナルドとミケランジェロ
第1章 顔貌表現
第2章 絵画と彫刻
第3章 人体表現
第4章 馬と建築
第5章 レダと白鳥
第6章 手稿と手紙
終章 肖像画
といった構成で、二人の作品の比較に留まらず、画法の裏にある思想や絵画と彫刻に対する考え方、人柄までもが様々な角度から感じられる展覧会でした。
小さな素描が多いのでじっくり見ると時間がかかりますが、三菱一号館美術館は広場に面した休憩スペースが充分にあるので、適度に休憩を挟みながら鑑賞するには丁度良いです。展覧会公式webページで公開されている漫画「本当にあったレオミケ話」はさっと読めて面白いので、時間がない方の展覧会の予習におすすめです。

4.0

どんな大作でも原点は素描にある

誰もが知っている巨匠のレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ2人の、そんなには知られていない「素描」(そしてそこからわかる制作時の考え方、ものの捉え方など)にスポットを当てた展覧会。有名な絵画・彫刻作品などを勝手に期待して行くと肩すかしをくらうかも。
2人の作品の特徴、アプローチの仕方などの違いをテーマごとに対比させるように展示が構成され、マニアックながらわかりやすく、パネル解説も丁寧で十分に楽しめた。1枚を裏表で見られるように展示してあったのもおもしろい。これほどの芸術家たちの制作の過程を垣間見られるというのはやはり興味深いものです。
最後にミケランジェロの大きな彫刻《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》が展示されているが、SNS時代への配慮か撮影OKで、周囲で皆がんがんスマホの音をさせているので、落ち着いて観るかんじはなく。。この作品は話題性もありもちろん価値も高いけど、今回の展覧会テーマ的にはあってもなくてもという気はした(個人的にはそんなに感動しなかったし、展示構成としても付け足し感が否めない)。
土曜の午後、入口が狭いことから入場時は行列していてちょっと怯んだが、入ってみるとそんなに混雑しているわけではなく、それなりにゆったりと鑑賞できた。とはいえ、会期が進むと(さまざまなレビューや広報を経て)ぐっと混んでいく可能性は高い。会場内が混雑すると小さな素描作品はなかなか味わいにくくなるので、空いているタイミングを考えて行った方がよいと思う。

4.0

素晴らしい

ルネサンス2トップの創作に至る原点が垣間見える面白い企画でした。
素描メインでここまで興味を駆り立てる「レオナルド×ミケランジェロ」の存在感。
《美しき姫君》の代わりに来たドデカい彫刻は必見です。

4.0

ミケランジェロっておかしい?

ダヴィンチが常識人、ミケランジェロはおかしいという感じ。
ともかく裸体に拘る。
システィーナ礼拝堂の「最後の審判」登場人物は全て裸体、いやしくも、礼拝堂に掲げる絵。
彫刻「十字架を持つキリスト」も一糸まとわぬ、筋骨隆隆とした姿。
十字架を持つ、訳だから、普通は痩せこけた姿で、局部は腰巻きをして描くのが常識。
どうも、ミケランジェロは同性愛者だったらしい。
絵画や彫刻の常識を無視した彼は、それ故に偉大?

5.0

ふたりのライバル感が満載でした(笑)

展示そのものも二人が並べられているので特色や筆致、描き方の違いをそれぞれに楽しみつつ、比較もできて面白いです。
江戸博とパナソニックが一挙に来た感じ??でしょうか、懐かしく思いました。
11日から公開の彫刻もすてきだったので、ぜひぜひ!!

5.0

【最初の一筆の美しさ】

期待以上の素晴らしさでした!!!
今まで、レオナルドやミケランジェロの絵画や彫刻は国内外で鑑賞する機会はありましたが、今回の様に2大巨匠にクローズアップし、さらに
ほぼデッサンの展示というのは、画家の最初のインスピレーションを
映し出していて、 身震いがしました。

二人が生きていた時代背景なども詳しくパネルで説明が
あり、歴史の勉強にもなりました。
機会がありましたら、再訪したいと思っております。

5.0

7/11からはミケランジェロ作の彫像が特別に展示されます

7/10までに同展の鑑賞を済ませ、7/11以降にミケランジェロの彫像も観たいという方は、7/10までの鑑賞当日に1階受付窓口にて、7/11からミケランジェロの彫像のみに利用できる(無料)鑑賞券を申請できるそうです。

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出展作品・関連画像IMAGES

レオナルド・ダ・ヴィンチ《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》1483-85年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale

ミケランジェロ・ブオナローティ《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》1530年頃、カーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

フランチェスコ・ブリーナ(帰属)《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》1575年頃、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《レダと白鳥》1505-10年頃、ウフィツィ美術館
© Firenze, Gallerie degli Uffizi, Gabinetto fotografico delle Gallerie degli Uffizi

ミケランジェロ・ブオナローティ《背を向けた男性裸体像》1504-05年、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

ミケランジェロ・ブオナローティ《河神》1525年頃、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

ミケランジェロ・ブオナローティ《イサクの犠牲》1535年頃、カーサ・ブオナローティ
© Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

レオナルド・ダ・ヴィンチ《髭のある男性頭部(チェーザレ・ボルジャ?)》1502年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale

レオナルド・ダ・ヴィンチ《大鎌を装備した戦車の二つの案》1485年頃、トリノ王立図書館
© Torino, Biblioteca Reale

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