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耽美的な着物展示が素敵
10月の平日午後の訪問です。
一応日時予約制ですが、空いていたので、予約なしでも入れます。
谷崎文学と、それにまつわるアンティーク着物の展示、とても素敵なものでした。
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谷崎潤一郎は「もう少し長生きしたら、文学ノーベル賞を受賞した」と言われ、世界的に評価の高い小説家です。
「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、谷崎はその生涯自体が、まさに波瀾万丈で驚愕のエピソードに満ちています。実生活の出来事は作品に反映され、主要な登場人物は実在した人々をモデルに造形されました。
本展では、小説家・中河與一が谷崎潤一郎の生涯を書いた作品「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵(初公開原画数十点)を用いて、谷崎の人生を辿りつつ、谷崎文学の登場人物のモデルになった人々に焦点を当て、紹介していきます。彼等が着用した着物や装飾品の数々も合わせて紹介します。
さらに、彼等をモデルとして創作された作品の登場人物の装いを、アンティーク着物で再現しました。谷崎は着物にこだわりの強い作家で、衣裳は登場人物たちのキャラクター表現の一端を担っています。
社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の、生涯、モデルになった人々、そして悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能いただきます。
「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物」~事実も小説も奇なり~(東京美術10月2日刊行予定)
撮影:大橋愛
会期 |
2021年10月2日(土)~2022年1月23日(日)
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会場 | 弥生美術館 Google Map |
住所 | 東京都文京区弥生2-4-3 |
時間 |
10:30~16:00
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休館日 |
月曜日・火曜日 年末年始(12月27日~2022年1月3日) ※ただし、11月23日(祝・火)、2022年1月10日(祝・月)は開館 ※新型コロナウイルスの影響により、休館日が変更になる場合があります |
観覧料 | 一般 1,000円 大・高生 900円 中・小生 500円
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TEL | 03-3812-0012 |
URL | https://www.yayoi-yumeji-museum.jp |
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