5.0
涼しい大作
台風襲来の週末に立ち寄りました。
二人ほどの観客ですので、SDは十分に保たれており、大変涼しく観賞しました。
水を描いた大作が並び、玉堂の秋山懸瀑と並んでいます。
間島氏の作品は、お若いころにも拝見したことがありますが、よりパワフルになったように思います。制作実演もなさっていたようです。
地下のフロアは撮影可能でした。
涼しさをいただき、よい休息になりました。
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間島秀徳(まじまひでのり)が水の変成をテーマとして描き続けてきた(Kinesis)連作など近年の作品と、大倉コレクションの名品から、画家の眼により厳選された自然を想起させる絵画や工芸品の数々をコラポレーション展示します。
日本では山水を始めとする自然の景観を描くことが、古来最もポピュラーな画題であり続けました。間島は日本画の伝統を踏まえながら、その枠に捉われずに革新的な手法で創作に挑み、現代を代表する画家の一人として活動して来ました。
大倉コレクションの中世から近代にわたる古典美術と、間島作品を取り合わせて同じ空間に配し、美術鑑賞における自由で多彩な視点を生み出すことをコンセプトとしています。アーテイス卜たちの時代を超えた感性のFusionが、新たな化学変化を生み出す瞬間をどうぞお楽しみください。
会期 |
2021年6月15日(火)~2021年8月15日(日)
|
---|---|
会場 |
大倉集古館
![]() |
住所 | 東京都港区虎ノ門2-10-3 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合は翌火曜日 ※7月18日(日)は臨時休館の可能性がありますので、美術館までお問合せ下さい |
観覧料 | 一般 1,300円 大学生・高校生 1,000円 中学生以下 無料
|
TEL | 03-5575-5711 |
URL | https://www.shukokan.org/ |
5.0
台風襲来の週末に立ち寄りました。
二人ほどの観客ですので、SDは十分に保たれており、大変涼しく観賞しました。
水を描いた大作が並び、玉堂の秋山懸瀑と並んでいます。
間島氏の作品は、お若いころにも拝見したことがありますが、よりパワフルになったように思います。制作実演もなさっていたようです。
地下のフロアは撮影可能でした。
涼しさをいただき、よい休息になりました。
4.0
バッハ会長が泊まっているとも知らず、なんとも警備が厳重だなあと思いながら大倉集古館へ。間島秀徳という作家は初めて聞いたが、今回の展示はとてもしっくりきていて面白い試みだと思った。特に「須磨浦蒔絵棚」と「Kinesis No.702(water scope)」の取り合わせは絶妙で、禅寺にあっても全くおかしくないと思った。単独作品では川合玉堂の「奔潭(ほんたく)」、間島秀徳「Kinesis No.705 (jack knife)」が良かった。
4.0
古典×現代、水の流動、変容をダイナミックに描いた間島秀徳の作品と作家チョイス大観、玉堂に文晁、其一、曽我二直庵等々の作品とのコラボレーション、斬新!しかしながら、しっくりくるから不思議です。kinesisシリーズの美しい青のバリエーション、日本画材に大理石等様々な鉱物を混ぜこんで得られる独創的マチエール。225.0×680.0cmのkinesis511、621、705がズラリと並ぶ光景は圧巻です。国宝「随身 庭騎絵巻」、重美の前島宗祐「鶏頭小禽図」、仏涅槃図(鎌倉期)もじっくり、ゆったり鑑賞出来ます。これからも現代作家とのコラボ企画展、開催してほしい所です。
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間島秀徳 Kinesis No.702(water scope) 2017
間島秀徳 Kinesis No.688(cosmic flow) 2017
間島秀徳 Kinesis No.705(jack knife) 2017
間島秀徳 Kinesis No.719(mount yun) 2018
間島秀徳 Kinesis No.720(vortex) 2018
間島秀徳 Kinesis No.732(mirror hole)」2019
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