5.0
死後の世界、裁判。ときどき、アヌビス。
鬼灯の冷徹という作品で取り上げられてからずっと気になっていた、エジプトの死後の世界と裁判。今回鑑賞することになったが、とても見応えのある作品ばかりであった。
それぞれの神や装飾具に意味があり、それを信仰されていたということがひしひしと伝わった。
そして途中途中映像にて解説するアヌビスが可愛かった。
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古代エジプトの神話には壮大な生と死のサイクルが描かれていることをご存知でしょうか。たとえば黄金の《ミイラ・マスク》には不滅への祈りが秘められています。
本展では、そんな古代エジプトの人たちの「天地創造と終焉の物語」を、ドイツにあるベルリン国立博物館群エジプト博物館のコレクションの中から選りすぐった約130点の作品で展覧します。
知られざる古代エジプトの神話の世界を、アニメーションも駆使しながら解き明かします。
会期 | 2021年9月19日(日)~2022年1月16日(日) |
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会場 |
東京富士美術館
![]() |
住所 | 東京都八王子市谷野町492-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 (2022年1月10日は開館、翌11日が休館)、年末年始(2021年12月27日~2022年1月3日) |
観覧料 | 一般 1,300円(1,000円) 高大生 800円(700円) 小中生 400円(300円)
|
TEL | 042-691-4511 |
URL | https://egypt-ten2021.jp/ |
5.0
鬼灯の冷徹という作品で取り上げられてからずっと気になっていた、エジプトの死後の世界と裁判。今回鑑賞することになったが、とても見応えのある作品ばかりであった。
それぞれの神や装飾具に意味があり、それを信仰されていたということがひしひしと伝わった。
そして途中途中映像にて解説するアヌビスが可愛かった。
4.0
休みが取れたため平日のお昼前に訪問。この美術館はいつも比較的空いていることが多いのですが、今回は違いました。駐車場はほぼ満杯、館内も高齢者中心に結構な人が。今古代エジプトがブームなんでしょうか?とりあえず第1会場からですが、古代エジプトの神々の考え方などとともにはるか昔、紀元前の彫像や石碑等が次々と展示されています。
やはり興味深いのは死後の世界の部分で、ミイラこそありませんが棺や装飾品など、充実しています。日本初公開の展示品も多く、楽しめます。混んでいますが流れは比較的スムーズで、第二会場も合わせて3カ所あるアニメーションもわかりやすいです。今後どのくらい混雑するのかわかりませんが、早めがやはりよいのでしょう。
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《パレメチュシグのミイラ・マスク》 後50~後100年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / M. Büsing
《ネスコンスパケレドのカルトナージュ棺》 前756~前722年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《バステト女神座像》 前610~前595年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《タイレトカプの人型木棺(内棺)》 前746~前525年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《創造の卵を持つスカラベとして表現された原初の神プタハ》前746~前655年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《ネフェルティティ王妃あるいは王女の頭部》前1351~前1334年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《ホルスに授乳するイシス女神》 前664~前525年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《太陽の船に乗るスカラベを描いたパネヘシのペクトラル(胸飾り)》前1186~前1070年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S. Steiß
《セクメト女神座像》前1388~前1351年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / J. Liepe